プログラムレポート
不思議な粉「せっこう」でルームプレートづくり 講座の様子(2019年4月30日開催)
公開日:2019年05月01日
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しごと・ものづくり講座
昨日はこどもコイルの増田先生のご協力で石膏を使ったルームプレート作りの講座が開催されました。
まずは小さいサイズのプレートを既存の型を使って作っていきます。
最初に、型の中に粘土でストローを固定して、紐を通す穴を作っておきます。
ストローをうまく立てられたら流し込む石膏を準備します。
石膏と水を混ぜていく作業は、量を間違えるとうまくできなくなってしまうので、お水の量をしっかりはかっておいて、石膏を少しづつ溶かしていきます。
入れた石膏が沈みきったら次を入れるようにして、一度に入れないのがポイントです。
石膏ができあがったら型に流し込んでいきます。
流し込み終わったら、固まるまでしばらく待ちます。
次に、大きなルームプレート作りにとりかかっていきます。
まずは油粘土を皿にしきつめます。粘土は最初どうしても硬いのでよく練っていきます。
粘土を綺麗に敷き詰めたら、自分の名前を筆の持ち手で掘っていきます。
失敗してしまっても、粘土なのでやりなおすことができます。
文字はできあがると反転してしまうので、鏡にうつした状態で書いていくのが難しいところです。
他にも先生が持ってきてくれた型押しの小物があるので、これらを押し付けて自分なりのデザインをつくっていきます。
肩ができあがったら、先程と同じように紐を通すためのストローを刺します。
ストローを刺したら、再び流し込む石膏をつくっていきます。
今回は先程とは違い、最初に絵の具を溶かして石膏に色をつけました。
できあがった石膏を型に流し込みます。
石膏を流し込んだら固まるまでしばらく待ちます。
大きなプレートが固まるまでの間に、最初に作った小さなプレートができあがったので、肩から外して自由に色をつけました。
紐を取り付けて完成です。
小さなプレートができあがったら、続いて大きなプレートも型から外します。
粘土の層を綺麗に外したら完成です。
思った通りの出来上がりになったでしょうか。
単に既存の型に流し込むだけでも石膏プレートは作れますが、一から型を掘って作ったものはまた違った味わいがあります。
今回は身近な道具をつかって型を使った石膏工作ができることを学ぶことができましたね。
なかなか普段使う材料ではないので、貴重な経験になったと思います。
お家で石膏を使った工作をする場合は、水道にそのまま流さないように気をつけてくださいね。