プログラムレポート
ペンとインクを使ってみよう マンガの描き方入門 講座の様子(2019年1月26日開催)
公開日:2019年02月04日
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しごと・ものづくり講座
1月26日に、ゲームクリエイターの岩本三四郎先生のご協力で、マンガの描き方講座が開催されました。
今回は前回よりもかなり応募が多かったため、倍率が非常に高くなっておりました。
どうしてもペン等道具の数に限りがあるので少人数しか入れないのですが、今後人気が続くようであれば受け入れ人数の増も考えたいと思います。
マンガの講座は、最近主流のデジタルで描く方法ではなく、基礎を勉強するためにすべてアナログで仕上げる方法を学びます。
一度アナログのやり方を知っていると、デジタルで描く場合もすんなりと入れるそうです。
今回も前回と同じく、各自持ってきた題材を模写する練習をします。
まずは薄い鉛筆を使って、下書きを書いていきます。
どんな風にレイアウトするか、キャラクターのバランスを見ながら下書きをしていきます。
模写するものの大きさが違うと、思ったよりも大変ですね。
下書きができたら、マンガを描くのに使うGペンの使い方を習います。
紙の切れ端を使って、ペンの使い方を練習します。角度や力の入れ方で線の太さが変わるので、思い通りに引けるようになるまでは慣れが必要ですね。
インクを使う場合は、手で擦らないように気をつけないとならないので、どこからペン入れしていくかも重要です。
効率よく作業できるように手順を考えて進めていきます。
ベタを塗る工程は、筆ペンで行いました。筆ペンも使い慣れないと失敗してはみ出してしまうので、慎重に作業します。
あるペン入れが終わったら、仕上げにトーンを貼っていきます。
カッターを使って、慎重に切り離して貼る作業は、とっても神経を使いますね。下地を切ってしまわないように気をつけないとなりません。
4時間近い長時間の講座でしたが、みなさんすごく集中して作業していたのであっという間でしたね。
普段デジタルで絵を描いている子は、アナログで描く大変さとデジタルの有り難さがよくわかったかと思います。
また、同時にアナログの良さや温かみも感じることができましたね。
ただの模写と思いきや、かなり難易度が高かったです。でも、そのおかげで自分が今できること、できないことがはっきりとわかった講座だったと思います。
家でも引き続き練習をしてみてください。
次回は、3月にキャラクターデザインの講座が開催されます。
こちらの講座はアナログで描いたものをデジタルで仕上げていく工程を体験できますので、ぜひ合わせて受講してみてくださいね。