プログラムレポート
木でつくろう!自分だけの置き時計 講座の様子(2018年11月3日開催)
公開日:2018年11月03日
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しごと・ものづくり講座
11月3日のしごと・ものづくり講座は、株式会社 木清さんのご協力で木の置き時計づくりを開催しました。
これまで木清さんには館外講座で工場見学を開催していただいたことがありますが、ま・あ・るの講座開催は今回が初めてです。
※過去の工場見学の様子は コチラ
早く時計作りに取り掛かりたいところですが、まずは講師の渡辺友人先生が普段どんな仕事をしているのかお話をしてくださいました。
家を作るための木を伐り出す職人さんたちが減っているという現状、その職人さんたちにかわって家づくりに必要となる大きな木の「プレカット」という作業を木清さんでは行っています。
仕事でも使用している機械をつかって、時計に使う木を切ってきてくれました。
その「ルーター」という機械のお話も聞き、実際に動いている様子を動画で見せていただきました。
自分で同じように木を切ろうと思っても、こんなに正確に綺麗にきることはなかなか難しいことです。
機械の動きにみんなくぎ付けでした。
それから時計作りに取り掛かりました。
用意してくれた木は、まだやすりがけをしていないので手でなぞったときにザラザラしています。
まずはそこをなめらかにするために、やすりがけを行いました。
板の準備ができたら、今度は文字盤のところに飾るパーツ選び!
こちらも渡辺先生が木材をレーザーカッターを用いて作ってきてくださいました。
宇宙モチーフのものから、動物モチーフ、図形など様々なパーツを用意してくれました。
レーザーカッターは、熱で焼ききるのでパーツの周りは黒く焦げた色をしています。
レーザーカッターを使って木材を切っている様子も動画で見せてもらったので、とてもイメージしやすかったですね。
パーツを選び終えたら、板にならべてみます。ちょっと違うなーと思って、他のパーツに交換しに行く子もいれば、一発でイメージを固めていた子もいました。
自分の中で納得できたら、ボンドを使ってパーツをはっていきます。
最後は、時計のパーツを取り付けていきます。
シンプルな工程なので、みんな簡単にこなしていましたね。
時間がある子は、カラーペンで色をつけたりしてオリジナルの置き時計が完成しました★
時計をみるたびに、今日の講座の事を思い出すかも?!
大切に使ってくださいね。