プログラムレポート
世界で活躍するアーティストの舞台裏に潜入! 講座の様子(2018年3月21日開催)
公開日:2018年03月24日
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しごと・ものづくり講座
3月21日にマリナートさんのご協力で、演奏会の舞台裏を見学する講座が開かれました。
昨年も実施したバックステージを見て回るツアーですが、今年は本物の演奏会の舞台裏を見せてもらいます。
さっそく見学スタートです。
ホールの中に入ると、既にリハーサルの準備が始まっていました。
観客席でマリナート・ウィンズさんの公演リハーサルを見学させてもらいます。
世界的なサックスフォン奏者、須川先生に貴重な時間を割いて説明をして頂きました。
これだけの規模の生演奏を聞く機会はあまりないと思うので、貴重な体験です。
とてもたくさんの種類の楽器があって、人数も多かったので、とても迫力がありましたね。
今日は演奏を聞きにきたわけではなく、演奏会の裏側を見学に来たので、何曲か聞いたら続いて舞台の裏側を見にいってきます。
普段は見る事のできない舞台の裏側はどうなっているのでしょうか。
舞台の裏側には大きな板が沢山組み合わされていました。
音を反響させるための板だそうです。演目に合わせて、色々な種類を組み合わせて使うとのことでした。
裏手では、影マイクや電気のオンオフもしているそうです。
続いて楽屋を見に行きました。
大きさが違う様々な楽屋がありました。過去に有名人もたくさん来ているそうです。
照明の倉庫には、重たそうな機材が沢山置いてありました。
舞台裏ではこういった装置を入れ替えて準備をしているんですね。
お家のタンスの何倍もある大きなクロークもありました。沢山の衣装をここに収納することができます。
今回は使っていませんが、照明室に入らせてもらいました。
フェーダーなどがずらりと並んでいて、機械がたくさんありました。
続いてお隣の音響室を見せてもらいました。こちらでは、録音をしたりマイクの音量を調整したりしているそうです。
入口では、たくさんのパンフレットを袋に入れる作業が行われていました。
音響や照明だけでなく、受付やこういった準備も大切な裏方のお仕事です。
マリナートのホールは2階席もあるので、今回はそちらも見学させてもらいました。
すごく高くてびっくりしましたね。
また、壁についている沢山の照明機材を見ることもできました。
最後にまたリハーサルの続きを聴かせてもらって、バックステージの見学は終了です。
普段は入ることのできない場所を見て回ることができて、とても貴重な体験でした。
演奏会のリハーサル最中にお邪魔させてもらえたので、何もない時に見学に来るよりも、より具体的に色々な事を感じ取れたかと思います。
今日来てくれた子達の中から、将来演奏家を目指す子や、裏方のお仕事をする子が出てきたら良いですね。