プログラムレポート
かつおと昆布でだしをとろう!違いのわかる本格みそ汁づくり 講座の様子(2018年1月27日開催)
公開日:2018年01月27日
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しごと・ものづくり講座
2018年1月27日は、清水駅前銀座商店街にあるお店、次郎長屋の西ヶ谷建志さんに、だしの取り方・みそ汁の作り方を教わる講座を開催しました!
まずは、だしに使う昆布やかつお節について、ワークシートを埋めながら勉強します。
何種類の昆布があるのか、昆布はどのように料理で使い分けるのか、こどもたちにもわかるように西ヶ谷先生が説明をしてくれます。
だしに向いている昆布、煮物などの料理に向いている昆布・・いろいろあるんですね
かつお節には、「雄節(おぶし)」と「雌節(めぶし)」の2種類があり、その2種類を実際に触ったり、嗅いだりして違いを比べました。
違いを比べた後に「どっちのほうが味が濃いと思う?」という先生からのクイズ!
ほとんどの子が「雌節!」と答えました。
・・・・大正解!!
雌節は、お腹側の部分で脂肪が多くコクがあるのだそうです。
内臓部分を取り除いてあるので、雄節と見比べるとえぐれている部分があります。
これでかつお節を見たときに、雄節と雌節を見分けられますね。
その場で、削りたてのかつお節も味見させてもらいました。
昔の人は、毎朝こうしてかつお節を削ってだしをとるところから一日が始まっていたんだということも、教えてもらいました。
削りたてのかつお節の香りを堪能して、その美味しさのあまり用意してくれたかつお節はあっという間になくなりました。
お勉強後は、自分たちでだしをとってみそ汁づくりに挑戦です!
2時間以上、昆布を水にひたしておいてくれた鍋を火にかけるところからスタートです。
昆布は濃いだしが取れる「羅臼(らうす)昆布」を使用しました。
沸騰直前になったら、昆布をとりだします。
かつお節を一気に全部入れます。
沸騰してきたら、1分まってからこします。
こしたかつお節を普通はしぼらないのですが、美味しいかつお節を使っているので、おたまでしっかりと絞り切っていいよと教えてもらいました。
ここで、自分たちのとっただしの味見です。
昆布とかつお節でとっただしはどんな味かな?
初めにかつお節の香りがきて、口の中に甘さが残ります。
これが昆布のだしの甘みなんだそうです。しっかり感じられたかな?
だしの味を確認出来たら、わかめを入れてみそを溶いていきます。
美味しくできたかどうか、西ヶ谷先生のチェックが入ります。
「ばっちり!」OKいただきました☆
みんなでそろっていただきます。
たくさんあったお味噌汁は、みんなで完食!
その美味しさに驚いていました。
だしについて学んだことを、ぜひお家の人や周りの人にも教えてあげてくださいね。
そして美味しいお味噌汁づくりをマスターしたので、家でもまた作ってみてください。