プログラムレポート
清水銀座商店街クラブ活動開始!(2017年11月4日)
公開日:2017年11月06日
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プロジェクト
2017年11月4日から清水銀座商店街クラブの活動が始まりました。
2018年1月にま・あ・るは開館5周年を迎えます。
5周年記念企画のひとつとしてクラブメンバーの子ども達が2つのお店の方と協力してパンの商品開発に挑戦します。
子ども達が考えたパンは12月9日~10日に清水銀座商店街で行われるおさんぽてんというイベントで、日本円で販売する予定です。
このクラブ活動に全面的に協力してくれるのは、おさんぽてんの主催者の岸本挽物製作所 / kisshi & buの岸本さんです。
初回の活動ではパン作りとパンに入れる置物「フェーブ」を考えました。
※フェーブというのは、フランスで新年に食べられる伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」に使われる陶器製の置物のこと。フェーブは切り分けたケーキの中のどこかに入っていて、自分のお菓子にフェーブが入っていたら、皆から祝福されるそうです。その1年、ずっと幸せが続くともいわれている幸運の置物です。今回のクラブ活動では「フェーブ入りのパン」を子ども達が考えます。
まずはパンのことを知るために手ごねのパン作りにチャレンジしました。
3人1組でパンをこねて6個のパンを仕上げました。今日は先生が準備してくれた猫のフェーブと、ナッツやチョコをパンの中に入れました。
発酵中にパンの種類や具材はどうするかを考えたり、フェーブの形を1人ずつ考えました。
2時間かけてパンが完成!こんがりとおいしそうに焼きあがりました。
このパンのどこかに猫のフェーブが隠れていますが、作った子ども達もどこに入っているのかわからないので、順番に食べながらフェーブを探します。
「あったー!」と、嬉しそうな声が聞こえました!実際に販売されるときも、買ってくれた人がこんな風に喜んでくれるといいですね。
後半はパンの製造で協力してくれる清水駅前銀座商店街にあるパン工房FunnyBunnyさんにご挨拶に行きました。
お店につくとパンのいい香りがしてきました。
いろいろな種類のパンを前に子ども達からは、パンのアイデアがいろいろ飛び交いました。お店の方にもお話を聞くことができました。
パン屋さんは夜中の2時から準備を始めると聞いて、子ども達はびっくりしていました。
お店から戻ったあとはフェーブの形を樹脂粘土を使って考えました。
お客さんがうれしいと思ってくれるものを考えながら形を作りました。子ども達が作った様々な形のフェーブの案の中から最終的に4つの形に決まりました。パンの味や具材も全員で相談してほぼ決まりました。どのような形になるかは販売当日のお楽しみです。
初回の活動は無事に終了しました。次回は販売のときのお店の準備をする予定です。
できあがりのパンの販売は12月9日(土)の11:00からおさんぽてんの会場の清水銀座商店街の多賀書店跡地で販売されます。
子ども達も販売のお手伝いをする予定です。詳しくはまたお知らせさせていただきます。
どんなパンになるのか楽しみにしていてください!