プログラムレポート
アクションゲーム作りに挑戦! 講座の様子(2024年3月23日開催)
公開日:2024年03月25日
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しごと・ものづくり講座
3月23日は、ゲームクリエイターの岩本三四郎先生のご協力でアクションゲームを作る講座を開催しました。
アクションゲームツクールMVを使って、アクションゲーム作りに挑戦します。
まずは、この講座で作成するゲームの見本を使ってゲームの設定について学んでいきます。
「キャラクターがジャンプして着地した時」「キャラクターが敵にさわった時」「投げた火の玉が敵に当たった時」など、ゲームには色々な場面の設定がされています。
動作が増えると細かく設定していかなくてはいけません。
アクションゲームツクールMVにはあらかじめ動作などの設定が用意されているので、一覧表から場面に合った設定を選んで組み合わせることでゲームの内容を構成していきます。
先生からの説明を受けたところで、見本のゲームの設定を変えたり、ステージにアイテムを加えていくなど体験をしていきます。
設定を変更してみたら実際にゲームをプレイしてみて、思いどおりに動くか確認していきます。
「発射した火の玉が下に落ちてしまい真っすぐ飛ばない」「ブロックが高くてジャンプしても登れない」など上手くいかない部分が出てきます。不具合を見つけたら設定画面に戻って修正して、またゲームをプレイするというのを繰り返します。
何度も繰り返すことでゲームの不具合が解消されていきます。
講座の後半は自分が考えたキャラクターでプレイできるゲームを作っていきます。
まずは、ファイアアルパカというソフトとペンタブレットを使ってキャラクターを描きます。先生がファイアアルパカで絵を描く基本的な使い方を教えてくれました。
初めに立ち止まった状態の絵を描きます。ゲームで表示されるマスの数で作られた四角の中に描くので、はみ出ないように全体のバランスを整えながら描くのが重要です。
立ち止まった状態ができたら、次に歩いている絵を描いていきます。
3枚の絵を連続させると歩いているように見えます。パラパラ漫画やアニメーションと同じ仕組みですね。
動いていて不自然を感じないようにするには、立ち止まった状態と同じバランスや同じ色で描かなくてはいけません。コピーしたレイヤーを部分的に書き換えたり、スポイト機能を使って同じ色を取り込んで塗っていきます。
歩いている状態の絵が描けたら、ゲームに読み込ませてゲームをプレイしてみます。
皆さんの考えたキャラクターが上手に動いています。
4時間の長い講座でしたが、皆さん集中して取り組んだのでオリジナルゲームを完成させることができました。
自分のキャラクターでゲームができると楽しさも倍増しますね。
またの開催をお楽しみに。