プログラムレポート
アクションゲーム作りに挑戦! 講座の様子(2023年8月7日開催)
公開日:2023年08月10日
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しごと・ものづくり講座
8月7日は、ゲームクリエイターの岩本三四郎先生のご協力でアクションゲームを作る講座を開催しました。
アクションゲームツクールMVを使って、アクションゲーム作りに挑戦します。
まず最初に、この講座で作成するゲームの見本を見せてもらいました。
まあるんが走って敵を倒していき、ゴールを目指すゲームです。
実際にやってみてどんなゲームか確かめました。
どんなゲームを作るか確認ができたので、いよいよゲームの制作に入ります。最初にこのゲームに登場するキャラクターの描き方を教えていただきました。
ペンタブを使って自分の好きなキャラクターを描いていきます。
先生がまあるんを描きながら説明してくれました。
キャラクターを描く際は、フリーペイントツールのファイアアルパカを使いました。
先生からの説明のあと、早速各自好きなキャラクターを描きはじめました。
白い四角のマスからはみ出してはいけないので全身のバランスも大切です。
途中でスポイトの使い方や移動ツールなど、便利な機能も教えてもらいました。
ゲーム上で動いているようにするため、「止まっているとき」、「走っているとき」、「着地したとき」の3種類のキャラクターのイラストを描きます。
時間がある人は走っているときの足を反対にした4枚目のイラストも描きました。
午前はキャラクターを描くところまでで終了しました。
お昼休憩をはさんで、午後はキャラクターをゲームの中に取り込みました。
4枚のまあるんのイラストを自分の描いたイラストに変更していきます。
自分の描いたキャラクターが動いてみなさんうれしそうです。
4枚目のイラストがまあるんの場合、動いているときにまあるんに変身しながら動いていました。
次は、より複雑なゲームになるように作りこんでいきます。
ゲームを作るためにはたくさんの「命令」が仕込まれているということを教えていただきました。
キャラクターが壁にぶつかったら〇〇、ジャンプしたら○○、ゴールしたら○○などなど。
1つのゲームにはとてもたくさんの命令が仕込まれています。
各自オリジナルのゲームになるように1つ1つ命令を追加していきます。
そしてゲームには「音」の効果もとても重要です。
敵を倒すと音が出たり、ゴールしたときに音を出したり、いろいろな場面で音が出るように命令を考えて設定をしました。
自分で設定した音を確認してみます。
敵を増やして難易度を上げたり、キャラクターの進む速度を変えることも自由にできます。
キャラクターや敵が進む速度をものすごく速く設定することもできますが、速すぎると操作がとても難しくなり、ゲームが成り立たなくなります。
いろいろな設定を試していくと、操作しやすい最適な数値を見つけることもゲーム作りには大切だとわかりました。
最後に「火の玉をなげる」という命令を設定していきました。
複雑な命令が必要なので難しかったようですが、なんとか火の玉を投げるところまでできました!
4時間の講座でしたが、時間が足りないくらいでしたね。
ゲーム作りに興味を持った方は、ぜひこの夏休みにおうちでアクションゲームを作りこんでみてください。