プログラムレポート
しずもーる沼上見学&ハガキづくり体験 講座の様子(2017年8月17日開催)
公開日:2017年08月20日
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しごと・ものづくり講座
8月17日に、館外講座でしずもーる沼上の見学とハガキ作りの体験講座が開催されました。
しずもーるは、4R推進のために運営されている施設です。
館内の展示だけでなく、自然や環境に関係する講座等も積極的に開講しています。
最初に、参加者それぞれが自己紹介をしました。
普段あまり人前で話す機会がないと、こういう時に緊張してしまいますね。
まず、農学博士の重岡先生から、ゴミのお話や、自然についてのお話をしてもらいました。
自然の機能を生かした製品のお話は、みなさん興味津々でしたね。
続いて、大畑先生に施設の中を案内してもらいました。
1人の人間が、1年でこんなにペットボトルを使うそうです。なるべく水筒を使うことで、ペットボトルゴミを減らせそうですね。
4人家族が1年で出すゴミの量も、想像していたよりもずっと多かったです。
1日あたり、中くらいのゴミ袋1杯のゴミを出しているそうです。市民全員分の量になったら、ものすごい量です。
もったいないハウスの中には、まだ使えるのに捨てられてしまった製品がたくさん展示されていました。
持ち主がなぜ捨ててしまったのかわかりませんが、使わない物は買わないというのが一番大事だと思います。
続いて、みんなが家から持ってきた雑紙から、リサイクルハガキを作ります。
紙をちぎってミキサーに入れ、そこにお水を入れていきます。
ミキサーで攪拌します。
枠の隅々まで紙を流し込んで、綺麗に水を切ります。
網を取り外して乾燥させたらできあがりです。
使用する紙によっていろいろな色になります。
みなさん楽しみながら何枚も作っていました。
最後にみんなで出来上がったハガキを発表しました。
みんなとても上手にできましたね。
今回は手づくりでしたが、本物の紙のリサイクルもほぼ同じような工程で行われているそうです。
紙は何度も使える大切な資源だということがよくわかりましたね。
燃やさずに、できる限り古紙回収を利用しましょう。
今日の体験を通じて、子供達なりに色々と考えるところがあったと思います。
これからも普段の生活の中で、少しでも良いので地球の環境やゴミの問題に目を向ける機会をつくってみてください。