プログラムレポート
干支の水引チャーム作り 講座の様子(2023年1月14日開催)
公開日:2023年01月15日
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しごと・ものづくり講座
1月14日は水引アクセサリー講師のにゃー先生にご協力いただき、水引でチャームを作る講座を開催しました。
今回は、基本のあわじ結びを作ってから、2023年の干支でもあるウサギの顔の形をしたチャームにアレンジします。
初めににゃー先生から、水引についてのお話がありました。
水引とは、こより状に細くした和紙に糊を塗って固めた後に、絹や化学繊維の糸、薄紙を巻き付けた紐のようなものです。
あわじ結びや梅結び、松結びなど色々な結び方があります。
梅結びを使った髪留めを先生に見せてもらいました。
水引には約100種類以上の色がありますが、お祝い事には主に赤、白、金色が使われることも先生が教えてくれました。
日本各地で水引は作られていますが、国内生産の水引の70%は長野県で作られていて、飯田水引というそうです。
先生が普段使っているのも、飯田水引が多いそうです。
メーカーのカタログにもたくさんのカラーの水引が掲載されています。
皆さんしっかりとお話を聞きながら、メモを取っていました。
先生が普段使っている水引をたくさん持ってきてくれました。
今回は好きな色を3本選びます。
色々な色があって組み合わせに悩んでしまいますね。
水引を選んだら、ピンとまっすぐな水引をなめして、曲げやすくします。
水引を目打ちと親指で押さえて、スーッと引っ張ります。
なめすことで水引が柔らかく、しなやかに曲がるようになりました。
しっかりなめして、曲がりやすくなったら、基本のあわじ結びにチャレンジです。
はじめての人は2本で、やったことがある人は3本でチャレンジしてみましょう。
3本の水引でやるときは、並びがずれないようにするが少し難しいです。
難しいところは先生がしっかり教えてくれました。
細かい手先の作業を、皆さんしっかり見ていました。
クリップを使って留めながらやると、やりやすかったですね。
基本のあわじ結びは出来上がるとこんな感じです。
あわじむすびが出来たら、ウサギの顔の形にします。
左右に伸びている水引を、真ん中の交差しているところに集めるように、上から差し込みます。
差し込んだ水引が抜けてしまわないように、余った水引で束ねるように結んでひげを作ります。
水引を差し込む隙間が狭い時は、注意して目打ちを使って隙間を作りました。
出来上がったら、カニカンでストラップをつけて完成です!
耳の形をアレンジすれば、猫にしたり、ネズミにしたり出来ますね。
水引飾りは平面的な作品以外にも、立体的な作品やたくさんの結びを合わせた大きな作品もあります。
是非、おうちでもチャレンジしてみてくださいね!