プログラムレポート
micro:bitであそぼう! 講座の様子(2022年1月10日開催)
公開日:2022年01月14日
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しごと・ものづくり講座
1月10日は常葉大学教育学部三井一希研究室の皆さんのご協力で、micro:bit(マイクロビット)に色々なプログラムをする講座を開催しました。
▼前回の様子はこちらの記事をご覧ください。
micro:bitとは5×5のLEDと2つのボタンが付いている、4.3cm×5.2cmの手のひらサイズのコンピュータです。
パソコンでプログラムを作って、micro:bitにダウンロードすることで色々な機能を持った便利な道具を作ることが出来ます。
まず初めに、先生から「プログラミングって何でしょう?」という質問がありました。
プログラミングとは「コンピュータにさせたい仕事を順番に書くこと」です。
自動ドアや、自動車、ゲーム機、信号機など身の回りにあるプログラムは数えきれないほどあります。
「仕事の順番」について先生が「おつかい」を例にして説明してくれました。
おつかいに行くときも、買うものをメモしたりと、コンピュータじゃなくても、一つの仕事を完了するのに色々な手順がありますね。
こういった、目的を達成するために必要な物事を順序だてて考えることを「プログラミング的思考」というそうです。
プログラムについて分かったら、早速袋をあけて、micro:bitを手に取ってみましょう。
みんなで、LEDやボタン、プログラムを送るコードの差込口があるか確認しました。
そして、パソコンに繋げました。
micro:bitの仕組みが分ったら、早速プログラムを作っていきましょう。
まずは自己紹介のために、ボタンを押したときに自分の学年と、名前がLEDに表示されるようにプログラムをしました。
学年を表示するときと名前を表示する時に押すボタンを変えてプログラムを作りました。
プログラムをmicro:bitにダウンロードしているときは、裏面がピカピカ光るので、ピカピカが終わるまでは触らないようにしました。
出来上がったらテーブルごとにmicro:bitを使った自己紹介をしました。
学年、名前の他にも好きな食べ物も表示して自己紹介しました。
一通りmicro:bitの基本を習得したら、ここからが本番です。
「レーダーを作って、お宝さがし」にチャレンジします。
強さを変えて電波を発信しながら、お宝の大体の位置を探すレーダーを作ります。
プログラムを作る前に、出来上がったレーダーがどういうものか先生が見本を見せてくれました。
お宝がレーダーからの信号を受け取ると、信号を返信をしてくれます。
返信の信号を手元のレーダーがキャッチすることで、LEDの表示が変わるんですね。
全部で5種類のプログラムを、配られた設計図に従って作りました。
分からないところは先生が優しく丁寧に教えてくれました。
出来上がった5種類のプログラムをmicro:bitにダウンロードしたら、小型レーダーの完成です。
早速、何でもホール内に隠されたお宝の箱を探してみましょう。
まずは発信する電波の範囲を広くして、大体の場所を探します。
半径2mくらいにお宝があると手元のmicro:bitに大きなハートが表示されました。
そして、大体の場所が分ったら範囲を狭くして電波を発信します。
狭くした場合は、大体半径50cmくらいにお宝がある時に大きなハートが表示されます。
そうして、探す範囲をどんどん狭くしていってお宝の箱を発見しました!
最後に本当にあっているか、お宝の箱を開けて中身を確認しました。
全部発見したら、今度は他の人や先生が隠したお宝を探しました。
見つかりにくいところを考えるのも楽しかったですね!
隠された宝箱を発見できた時はとっても嬉しいですね!
最後に先生と一緒に今日の講座の様子や、作ったプログラムの内容を振り返りました。
micro:bitはパソコンがあればプログラミングが出来るアプリです。
実際にデータを小型のコンピュータに入れて持ち出したり、動作試験をするときはmicro:bit本体が必要です。
是非、おうちでもプログラミングを楽しんでくださいね。