プログラムレポート
ちびっこ野遊び会 里山で春を見つけよう♪ ちびっこ親子向け館外講座の様子(2021年5月18日開催)
公開日:2021年05月18日
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ちびっこプログラム
例年より早い梅雨入りが発表されましたが、気持ち良いお天気に恵まれた5月18日。
ふぁんふカンパニー様のご協力で「ちびっこ野遊び会」を開催しました。
1週間前の5月11日に開催した際の様子は以下の記事をご覧ください。
今回は、『こっこさん』、『まこさん』、『めいめいさん』、『ちーちーさん』の4名の心強い先生たちが参加者のみなさんに寄り添いながら、プログラムを進行して下さいました。
体験に入っていく前に、自然の中での活動の注意事項を聞きました。
- 蜂さんが近づいてきても、手で振り払ったり騒いだりせずじっとすること!お地蔵さんに変身して、蜂さんが飛んでいくのを待とう☆
- 草むらにはヘビさんが隠れているかも・・・。草むらを通る前は、手を叩きながら「お邪魔しまーす!」と、人が通ることをヘビさんに教えてあげよう!
- 触るとかぶれちゃったりする葉や、たべるとお腹がいたくなっちゃう実があるよ。
講座中は基本的にはスタッフが一緒に動くので安心ですが、これを知っておくと今後親子で自然の中で遊ぶときは気をつけることができますね。
ジッパー付きの袋を1人ひとつ持ち歩きながら、お花を集めたりしたよ。
そこにお水をくわえてもみもみすると、キレイな色水ができるよ~と教えてもらいました。
ピーッと自分で袋を閉めることができたね♪
虫さん探しにも夢中になりました。
てんとうむし発見!
虫さんもおててが心地よかったのか?!しばらくずーっとおてての上で過ごしていたね。
バッタも捕まえられたよ!持つのがとっても上手で驚きました。
子どもたちの興味があるものは、それぞれ違います。
「ちびっこ野遊び会」ではひとりひとりの興味の赴くまま、好奇心を大切にして、進行します。
虫を追いかける子がいる一方、拾った梅を坂道で転がすのに熱中する子たちもいました。
そしてここでは、はじめてあったおともだち同士ですが「どうぞ♪」の場面に遭遇することができました!
梅ころがしを楽しんでいるおともだちに、見つけてきた梅を「どうぞ♪」してくれていました。優しいね。
「ぼくもころがしてみようかな?」
そして前回の「ちびっこ野遊び会」の時も人気だった、水遊び!
今回もやっぱり人気でした☆
蕗の葉を舟のようにどんぶらこ~♪
ゆっくりやさしく流れていくね。
お顔が隠れてしまうくらいの大きな葉だね!
各々に楽しんでいたみんなが再び集まります。
なんと!畑作業をされていた方からのご厚意で「サラダ菜」を収穫体験をさせていただけることになりました!!
美味しそうなサラダ菜です♪
↓見えますか・・・?サラダ菜のところにカエルさんがいました。
「今日のごはんでたべようね♪」という会話も聞こえてきます。
自分でとったお野菜、美味しいに決まってますね☆
最後は木陰で、お楽しみの絵本タイム!
手遊びを交えながら、楽しい時間を過ごしました。
あっという間の1時間半。
小さな子どもたちは、いろんなことを全身で感じて、考えて、たくさん自分の中に吸収していきます。
様々な体験の中で、感覚や感性を豊かにし、自ら考えたり気付いたり、理解する力を育んでいきます。
この年頃で自然とのふれあいを多く体験することで、豊かな自然観を育み、自分をとりまく環境について深く考える人間へ成長していくと言われています。
今回参加して下さったみなさんも、見たり・触ったり・嗅いだり・・・たくさんの感覚を使って楽しんでくれました。
日頃からお家の方といっしょに、身近なところから自然での体験を取り入れていってみてくださいね。