プログラムレポート
秋の野山で昆虫たちを探してみよう!! 講座の様子 (2020年11月8日開催)
公開日:2020年11月09日
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しごと・ものづくり講座
11月8日は、野田昆虫研究所 野田祐輔先生のご協力で「昆虫たちを探してみよう!」の講座を開催しました。
今回の開催場所は、しずおか里山体験学習施設『遊木の森』です。
この時期は、スズメバチが活動している為「もし見つけても近づかないようにさえすれば悪さはしないよ」と野田先生からアドバイスを頂きました。
講座開催前日は雨でしたが、当日は天候にも恵まれ、気温も程よく動き回るのには最適な環境でしたね。
早速、昆虫たちが多く生息する場所へと向かいます。
子ども達の視線はとても鋭く、あっという間に色々な昆虫を見つけてくれます。
また、大人よりも目線が低いため、注意深く探していても大人では気付くことのできないものも発見してくれました。
子ども達がカマキリの卵のからを発見してくれました。
「いい発見だね」と野田先生は、子ども達が見つける度に声をかけてくれます。
今回の講座では、SBS静岡放送さんが取材に来てくれました。
11月8日のSBSの夜の県内ニュースで、講座の様子はテレビ放送されました。
「先生、これはなんて言う虫ですか」という質問に対して、「これは、ゴキブリのこどもだね」と、周囲もびっくりしつつ、活気に溢れ笑いが絶えない様子でした。
30分間ほど参加者全員で移動しながら、先生に解説していただきましたが、ここからは好きなように昆虫を見つけてもらうようにしました。
各々好きな昆虫を探して捕まえていましたね。
親子で楽しみながら昆虫採集もいいですね。
のんびりとした優雅な時間が流れているように感じられました。
里山に生息する生き物は珍しいものも多く、また、蛾は蛾でもきれいで、きらびやかなものを発見することが出来ました。
再度参加者全員で集合し、木々に生息する昆虫を探してみました。
カメムシを発見しました。
セミやアメンボもカメムシの仲間のようで、カメムシ目は日本だけで3000種類以上もいるそうです。
一見共通点がないように見える虫たちですが、分類としては同じなんですね。
とても不思議です。
まだまだ知らない世界が多く、自然界は奥深いですね。
疑問に思うことが楽しく、追求すればするほどのめり込んでいきますね。
最後は、今回採取したものを発表しながら情報共有の機会としました。
季節に応じて、今後も自然界から学ぶ講座を開催できるようにしていきたいです。
次回開催も是非愉しみにしていて下さいね。