プログラムレポート
第3回 市長・副市長会議&第1回リーダー会議(お金の流れについて考える):バザール日記(2020年10月11日開催)
公開日:2020年10月16日
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こどもバザール
10月11日は、午前中に第3回市長・副市長会議、午後は各店舗のリーダー・副リーダーが集結して第1回リーダー会議を開催しました。
市長・副市長会議では、午後のリーダー会議にむけての話を進めていきました。
午後のリーダー会議は、各店舗のリーダー・副リーダーたちが初めて一堂に会しました。
担当店舗ごとの活動を進めているので、他の店舗の店長と顔を合わせるのはとても久しぶりで、みなさんに少し緊張が走ります。
初めは、それぞれの自己紹介をしていきました。
みんなのことを少し知ることができて、緊張感もだいぶ和らぎましたね。
お互いの距離を少し縮めたところで、市長・副市長がリーダー・副リーダーたちに午前の会議の内容をもとに提案をしていきました。
①大人スタッフのサポートについて
「大人スタッフに頼らない。こども店長だけで運営する。」という目標のもと各店舗が準備を進めていますが、それを楽しく実現させるために大人スタッフが少しお手伝いするのはOK?NG?
あくまでも運営はこども店長たち、大人スタッフは万が一のときのサポート役ということが大前提です。
こどもバザールを予約制で行うことは、ま・あ・るが開館してから初めての試みにもなるため、予期せぬトラブルもあるかもしれないことを伝え、店長のみんなが、社員さん・お客さんとの活動を楽しむことができるよう、大人スタッフにサポートさせてほしい・・と話をしました。
多数決をとり全員の賛成が得られたので、大人スタッフが状況に応じてお手伝いさせてもらうことに決定しました。
②清水ま・あ・るシティのお金の流れについて(準備期間)
「お金の流れ」は、自分たちでこどものまち『清水ま・あ・るシティ』を運営していくために向き合わなければならない課題です。
こども店長の30期の活動期間(2019年10月~2020年3月)の、各店舗売り上げ金が【3,069,660まある】となりました。
それを『清水ま・あ・るシティ』のお金にして、このお金を『清水ま・あ・るシティ』再開に向けた準備資金として運用するのはどうか・・・と、市長・副市長からリーダー・副リーダーたちへ相談しました。
準備にかかる資金は以下の通りです。
- 材料費(消耗品など)
- ま・あ・るで新たに購入する道具
- 各店舗のサービス等で必要なお金
- 大人スタッフがつくった商品の仕入れ代金
- ちびっこさんのおこづかい
また、『清水ま・あ・るシティ』の資金とは別で考えるお金は以下の通りです。
- 店長と社員のお給料
- お店の家賃
- 準備期間に関わる大人スタッフの人件費
以上の内容で、みなさんの承認をいただきました。
各お店の準備に必要な予算を計算し、市長・副市長の承認を得た上で、『清水ま・あ・るシティ』の銀行口座からお金を引き出させていただくことになりました。
③清水ま・あ・るシティのお金の流れについて(再開後)
- 各お店の売り上げは、各お店の銀行口座に入金。
- 再開後に必要な材料費などは、各お店の口座のお金を使用する。※市役所・ハローワーク・銀行・(ちびっこパーク)、市長・副市長は売り上げがないので清水ま・あ・るシティの口座のお金を使用する。
上記が確定となりました。
それをふまえ、「清水ま・あ・るシティ」の財源について考えます。
売り上げのあるお店【ゲームや・プラバンや・ざっかや・デザインショップ・お店の内容は来てからたしかめてください。(新店舗)】が、売り上げの一部を清水ま・あ・るシティに納める方法を考えていると市長・副市長より提案がありました。
売り上げのないお店【市役所・ハローワーク・銀行・ちびっこパーク・市長・副市長】の運営資金のためだ・・と、みなさんその提案には反論はありませんでした。
その上で、いったいどんな方法でを売り上げを清水ま・あ・るシティに納めるのか、そこを話し合っていきます。
- 売り上げの中から一定の金額を納める方法
- 売り上げの何パーセントかを納める方法
上記どちらの方法をとるのか、各店舗のリーダーに問いかけました。
「売り上げの中から、どの店舗も決まった金額を納める方法だと、売り上げの少ないお店が大変だと思います。」
・・・という意見が多数!みなさん、自分のお店のことだけではなく他のお店のことまで考えられていて優しいですね。
売り上げの何パーセントかを納める方法で決定したので、何パーセントかを話し合っていきます。
「30パーセントがいいと思います。」「いや、10パーセントがいいと思います。」などの意見が飛び交います。
多数決を経て、売り上げのあるお店は、売り上げの20%を『清水ま・あ・るシティ』に納めることが決定しました。残りの80%は自分たちのお店の口座に入金します。
④寄付金の使い道について
7月の再開館時から、ま・あ・る4階のギャラリースペースで募っていた、清水ま・あ・るシティ再開に向けた『寄付金』の使い道を、リーダー・副リーダーたちで話し合いました。
なんと寄付金は7月~9月で『13,360まある』集まりました。
みなさん、ありがとうございました。
↓寄付金についての詳細は、以下のブログ記事の終盤に書かれています。
おしごとでボーナス!(A・B)/おしごとでサマスぺ!(F):こどもバザール期間限定特別企画の様子(2020年7月4日開催)
「こども店長のボーナスにする!」、「みんなのパーティー資金にする!」などというような意見も出てきましたが、市長・副市長から寄付金の使い道について条件が出されました。
- 寄付をしてくれた人に報告できる内容
- 販売ではなくプレゼント
- 店長以外の皆さんも参加できるもの
- 寄付をしてくれてありがとう、を伝えられるもの
上記の条件を踏まえて話し合った結果、各店舗で缶バッヂを作成し、数量限定でま・あ・るの「市役所」で配布することに決定しました。
どんな缶バッヂができるのか楽しみですね♪
各店舗のリーダー・副リーダーが集まる会議は、定期的に開催します。
各々の進捗状況が確認できる大事な機会。また開催した際は、ブログでご報告いたします。