プログラムレポート


静岡県立静岡中央高等学校 団体利用の様子(2024年10月25日)

10月25日に静岡中央高校の団体利用がありました。前半に職業講話を行い、後半はま・あ・るのスタッフによるマナー講座を行いました。

 

職業講話の講師は今川さん政策委員会の鈴木先生です。

 

雑誌編集のおしごとについての講話では、少し緊張気味の高校生に先生がクイズをだして和ませてくれました。

鈴木先生「書籍と雑誌の違いわかりますか」」

生徒さん「書籍のほうが字が多い。」と悩みながらも答えてくれました。

正解は、一人の人が書くものを書籍といい、いろいろな企画に合わせて複数の人が考えて書くものを雑誌というそうです。

そうか!なるほど!という表情でうなずく生徒さんもいました。

 

鈴木先生「日本の出版社の数は?」

答えを聞いて皆さんびっくり!自分が思ったより数が多かった方がたくさんいたようでした。

 

鈴木先生「では日本の出版社すべての一年間の総売り上げは」」

これも答えを聞いて驚いていました。今度は思っていたより少なかったようです。

 

鈴木先生「日本の売り上げトップ5はどこの出版社でしょうか?」

 

1人の生徒さんが発言してくれましたがなかなか答えにたどり着きませんでした。

 

有名な雑誌の名前を聞いても、その雑誌を作っている出版社の名前はすぐに出てきませんでしたね。

出版社の名前より雑誌の名前のほうがよく耳にしますね。

 

クイズで生徒の皆さんも笑顔がでてきて、和やかな雰囲気になってきました。

 

次に雑誌を作っていく工程を教えてくださいました。

 

まずデザイナーが1ページの中に何をどのくらいの文字や写真を入れるのか、大まかな割り振りを考えます。

そのあとイラストレーターが絵を描き、写真をカメラマンが撮影し、文章をライターが書いていきます(新聞なら記者)

雑誌を編集することを編み物に例え、いろんな「糸=情報」がある中からその雑誌に必要な「糸」を「集めて」、「編んで」仕上げていくのが編集者というのを教えてくださいました。

 

編集者には他にも、企画を考えたり、テーマに合ったデザイナーやイラストレーターなどに依頼したり、予算を考えたりと様々な仕事があることもわかりました。

 

後半は班に分かれて、グループワークを行いました。

 

最初に各班から一人インタビューされる人を選びます。他の人は、インタビューする人、文章や絵を描く人に分かれます。

 

インタビューされる人がどんな人なのか?どんな夢・どんなひとになりたいかをインタビューしながらまとめていきます。

なかなか進まない班もありましたが、少ない時間の中でなんとかまとめました。

 

最後に班ごと発表していきます。

自分のことを話すのは恥ずかしいな~という声もありましたが、どの班もがんばって発表してくれました。

 

インタビューされる人のキャッチコピーに「○○○○になる!」という文書が入るのですが、とても素敵な夢を書いてくれていました。

似顔絵もそれぞれの方の雰囲気をよくつかんでいました。

チームで話し合いながら最後には素敵な文章が書けました。雑誌を作るのもチームワークあってこそのお仕事ということを体感できましたね。

鈴木先生ありがとうございました。

 

後半のマナー講座はスタッフのめぐちゃんが担当しました。

笑顔の練習やお辞儀の仕方など、基本的なマナーについて学びました。

最後のロープレでは、どのチームも丁寧なお辞儀と話し方ができていました。これからの学校生活でどんどんいかしていたければと思います。

普段の団体利用は小学生と中学生が多いのですが、高校生の団体利用も大歓迎です。またのご利用をお待ちしております!