プログラムレポート
常葉大学附属常葉中学校の団体利用の様子(2024年9月7日)
公開日:2024年09月15日
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その他
9月7日は常葉大学附属中学校の出張職業講話の利用がありました。
今回は静岡市にある工務店、野沢工務店さんにご協力いただき、設計と大工のおしごとの講話を開催しました。
前半は設計のおしごとについて、設計士の塩見先生からお話いただきました。
設計図や建築模型がどのように役立っているのか、実際の建築現場の動画を見ながら学んでいきます。
講話の後は生徒の皆さんにも建築模型作りを体験してもらいました。
グループに分かれ、スチレンボードを切る作業からスタートです。
玄関やバルコニーなど細かい部分も慎重にカットしていきます。
約30分間グループで協力しながら、部品のカットが終了しました。
「この部品は何階のどこの部品かな」
しっかり配置を確認しながら組み立て作業を行いました。
細かい部分は調整が必要なため、今回はざっくりと模型を組み立てて完成です。
後半は大工のおしごとについて、大工士の我妻先生に実践を踏まえながらお話を聞きました。
金物を使用しない「木組み」という技法を教えていただきました。
木槌を使って木材同士を組み合わせます。
釘打ち体験も行いました。
「まっすぐ打つのが難しい!」「腕が疲れた!」
1本の釘を打つだけでも大変だったそう。
1つの家を建てるのに何万本と釘を打っている大工さんの凄さを改めて知りましたね。
差し金という直角に線を引くための道具も紹介してくれました。
円柱の木材にまっすぐ線を引くのは中々難しそうです。
その他にも大工さんが使う道具を実際に触らせていただきました。
始めて見る道具に生徒の皆さんもドキドキしながら観察していました。
最後はカンナ削り体験です。先生が先にお手本を見せてくれました。
スムーズで綺麗な削り方に皆さん驚きです。
生徒さんも挑戦!中々綺麗に薄く削るのが大変です。
カンナで削った部分はなめらかで綺麗な手触りになりました。
普段触れない道具も、実践をしながら楽しく学ぶことができました。
野沢工務店の皆様、ご協力いただきありがとうございました!!
常葉大学附属中学校の皆様、またのご利用お待ちしております。