プログラムレポート
商売の基本を学ぼう! プロからまなぶとくべつなおしごとの様子(2024年3月30日開催)
公開日:2024年03月31日
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とくべつなおしごと
3月30日は、プロから学ぶとくべつなおしごと「商売の基本を学ぼう!」を開催しました。
講師は、MASの増田乃輝先生です。
※MAS(ま・あ・るアシスタントスタッフ)とは、こども店長OB・OGである18歳以上のアシスタントスタッフのことです。
今回は、午前と午後で、内容を変えて実施しました。
【午前中】
まず、電卓の使い方から始めました。
使ったことがなかった子が多く、操作に苦戦する方もいました。
しかし、先生が丁寧に教えてくれたおかげで、電卓の操作ができるようになりました!
商売について、昨日、最近、買った物をたとえにして説明してくれました。
私たちは、商品をお店で買います。お店は商品を売ってくれます。このように、商品を売ったり買ったりすることを商売ということを教えてくれました。
利益について学習をする前に、お店で商品が手に入る仕組みを学びました。
私たちは、駄菓子屋や、スーパーで商品を買います。しかしながら、駄菓子屋や、スーパーでは、商品を作っていません。
そのため、お店は工場から商品を買ってきます。
そして、スーパーや駄菓子屋は、私たちに、買ってきた価格よりも高くして、商品を売ってくれます。
買ってきた価格と売った価格の差が儲けになるわけではなく、さらに、私たちに商品を売ってくれる際に、建物代や電気代など、たくさんのお金がかかることも学びました。
売った価格から買ってきた価格、商品を売るのにかかった費用を引いたのが利益になることを学びました。
20円の利益を出しているA店と、50円の利益を出しているB店、どちらの店の成績が良かったか、と先生からの問題がありました。
「50円の利益を出しているB店」だと答える方が、ほとんどでした!
素晴らしい!
「利益の金額が高ければ、大変よくできました。利益の金額がマイナスだと、がんばりましょう」と、学校の成績を例にたとえて教えてくれました。
次に、ワークシートと電卓を使っていくつかの店の利益を出しました。
計算するところが多く、大変でした。
しかし、一度コツをつかむと計算がどんどん進みます。
最後のページまで、たどりつく方もいましたよ。
【午後】
午後は、「自分がお店をもって、誰が一番お金を稼ぐことができるのかを競うゲーム」を行いました。
お店役とお客さん役に分かれて交代で行いました。
<お店やさん>
3,000円をもって商品を買いに行き、買ってきた価格からもうけの分を足した商品の値段設定にしてお客さんに売ります。
どの商品を仕入れるかも自分で考えます。
「自分がこれが好きだから、これにしよう!」や「これが売れそう!」など考えながら仕入れます。
もうけを多くすればたくさん儲かりますが、他の店よりも高くしたら商品は売れません。
価格をいくらに設定をして売るかが難しいポイントです。
皆さん、悩みながら値段をつけていましたよ。
<お客さん>
お使い物リストと、お金をもって商品をお店から購入しに行きました。
なるべく安く商品が買えるように、
「あっちのお店が安い!」など複数のお店の価格を比較しながら購入しました。
最後に手元に売れた金額の集計をします。
いくらになったかな?
手元に一番、一番残っている人が優勝です。
みなさんよく頑張りました!
今回の講座を通して、お店やさんでの商売や経営について学ぶことができました。
増田乃輝先生、サポートのMASの琴乃先生、ありがとうございました!