プログラムレポート
食品サンプルを作ってみよう!講座の様子(2024年2月12日開催)
公開日:2024年02月17日
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しごと・ものづくり講座
2月12日は焼津市にある有限会社葵サンプル様にご協力いただいて、「食品サンプルづくり」の講座を開催しました。
今回は「船盛り」のサンプルと、富士山の形のアイシングクッキーを作ります。
普段からたくさんの食品サンプルの体験を実施している葵サンプルさんですが、「船盛り」の講座の開催は初めてとのこと。
今回のま・あ・るでの開催に向けて小学1年生から上手に作れるように準備をしてくださいました。
最初に船のお皿の上に鯛の頭としっぽをのせていきます。真ん中にお刺身がたくさんのるように空間をあけるのがポイントです。
活きのいい鯛が船のお皿にのりました!
船盛りにのせるお刺身や貝などは、自分の好きなものを選びました。
ホタテ、生かき、あわび、たまご、マグロ、サーモン、牛さしなどなど!どれも本物そっくりでとてもおいしそうです。
どれにしようか迷うのも楽しいですね。
いくらが大好きな子はいくらを2つのせたり、食べたことはないけど・・と言いながらアワビを選んだりと自分好みの具を選ぶことができました。
自分で選んだ具のほかにも桜エビ、大葉、わさびも用意していただきました。とても豪華な船盛りになりそうです。
具材をくっつけていくときに使うのは瞬間接着剤です。今回はじめて使用する参加者も多かったようです。プラスチックのシートに数滴落として使います。
先にどの具をどこにのせるのがいいか試しにおいてみました。
「大葉は、お刺身のうしろのほうがいいよ」「背の高いものはうしろ、前のほうは低くするといいよ」など、先生からアドバイスをもらいながら盛り付けていきます。
配置が決まった人から瞬間接着剤でくっつけていきます。指につくと取れにくいのでピンセットを使って細心の注意を払いながら進めました。
だんだんとおいしそうな船盛りができあがってきました。
最後にワサビをのせました。
せっかく作ったものが崩れてしまわないように最後に先生方が接着剤でしっかりと固定してくれました。
扇風機の前で接着剤を乾かします。
参加者の船盛りが全部集まった様子は圧巻です!
写真で見ると大きく見えますが、こどもたちの手のひらにのるくらいのミニサイズですので、具をのせる作業はとても細かい作業でしたが最後まで頑張りました。
出来上がった作品の中から自分の作品を見つけました。
本物そっくりで誰かに見せてびっくりさせたくなりますね!
富士山クッキーのアイシングは、チョコクッキー、イチゴクッキー、プレーンなクッキーの中から土台を選び、思い思いにカラフルな富士山に仕上げていました。
こちらのアイシングはオーブンで焼くと固まります。
焼き上がりが待ち遠しいのは、本物のクッキーも食品サンプルも同じですね。
強力なドライヤーのようなもので一気に乾燥させます。
焼き上がりは熱いので冷ましてから袋に入れました。
今回は1時間で2つの食品サンプルづくりを体験することができました。
参加者のアンケートでは、とても楽しかったからもっといろんな食べ物を作ってみたい!という意見がたくさんありました。
また次回の開催を楽しみにしていてくださいね。葵サンプルさん、ありがとうございました!