プログラムレポート
バイクのデザインに挑戦! 中高生向け講座の様子(2022年12月26日開催)
公開日:2022年12月27日
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しごと・ものづくり講座
12月26日は、バイクデザイナーの外山和弘先生のご協力で、「バイクデザイン」の講座を開催しました。
外山先生は、大手バイクメーカーで20年間ほどバイクデザインのお仕事をされていました。
昔から絵を描くことが好きで、得意なことを仕事にしたいと、高校卒業後は自動車デザイン専門学校に進学しデザインを学んだそうです。
外山先生がデザインをして商品化されたバイクをいくつか紹介してもらいました。
身近にバイクがある方もそうでない方も、バイクの持つ「かっこよさ」や「機能性の高さ」を知ることが出来ましたね。
工業デザインとは、消費者の好みやニーズ傾向を調べ、製品をデザインをすることです。
デザインされたものは、製品企画担当者や生産技術者、販売担当者と検討を重ね、最適なデザインを決定します。
かっこよさはもちろんのこと、使いやすさや利便性も求められます。
例えば、体を支える為に膝でガソリンタンクを挟みやすくしたり、安定感が感じられるシートにしたり等の工夫がされています。
また、用度に応じて、重要視するポイントも変わっていきます。
例えば、バイク便のように荷物を沢山載せるなど、実用性を重視するものから、バイクそのものやバイクに乗っている自分の姿の「カッコよさ」を重視するなど。
今回の講座では、自分が「カッコいい」と思うバイクを描いていきます。
バイクのシルエットがうっすら見える用紙へ、理想とするバイクをデザインしていきます。
はじめに、外山先生にスケッチ方法を教えてもらいます。
タイヤやホイールからデザインしていくと全体の大きさが見えていきます。
ボールペンで線描きをして形を決めます。
おおよその形が描けたら、マジックを使ってメインの線をなぞっていきます。
明暗をつけながら徐々に立体的なバイクへ仕上げていきます。
早速みんなも挑戦してみます。
「もうちょっとこうしてみようかな」「この方がかっこよくなるかな」など、アイデアを膨らませていきます。
何枚も描いては比べてみたりと、デザインスケッチに集中します。
とっておきの一枚が完成しました。
どの作品もかっこいいですね!
次回開催もおたのしみに!