プログラムレポート
親子で話そう、中国語! 講座の様子(2022年10月10日開催)
公開日:2022年10月13日
-
しごと・ものづくり講座
10月10日は桜和中国語教室の望月愛先生のご協力で中国語の講座を開催しました。
愛先生は、中国語通訳や翻訳の仕事をしたり、桜和中国語教室を経営しています。
10年間ほど中国でお仕事をされていた、愛先生。
中国語を学ぶ大変さについてお話ししてもらいながら、中国語の基本について説明をしてもらいました。
中国語は簡体字を使います。
複雑な漢字を簡略化させるため、楷書化した草書の要素を多く取り入れ、画数の少ない字に置き換えます。
声調について学びます。
中国語には高低アクセントが4種類あります。
平らな声調、上がる声調、下がって上がる声調、下がる声調の練習をします。
中国語は音の高さがあるので語尾が高くなる傾向があります。
そのため、喧嘩をしているように聞こえてしまうこともあるかもしれませんね。
愛先生の中国語通訳のお仕事の一つに、「エスパルスドリームプラザ」の中国語アナウンスがあります。
その映像を見てもらいました。
かっこいいですね。
現在、中国では日本の児童書が大変人気なようです。
20年前には、絵本というジャンルがなかったそうですが、児童教育において日本の児童書が大変人気のようです。
今回は「ねずみくんの絵本」のひとつと「きんぎょがにげた(小金魚逃走了)」をの日本語と中国語とでセリフごと交互に読んでもらいました。
絵本は、セリフも短く、繰り返しの言葉が多いため、中国語初心者には学習教材として最適です。
次に、基本のあいさつを学びます。
「你好」は「こんにちは」、「谢谢」は「ありがとう」、「さようなら」は「再见」。
皆さん習得も早く、発音もとてもきれいですね。
数字も1から10まで覚えます。
「そり舌音」は日本語には無い音の為苦労しますね。
また、正確に発音しないと異なる意味になってしまうため要注意です。
何度も発音して練習したいですね。
お店の名前を当てゲームも行いました。
漢字を見ながら想像してみます。
連想ゲームのようで大変盛り上がりました。
日本のお店も中国にはたくさんあるそうで、コンビニエンスストアや吉野家、すき家も人気だそうです。
飲み物名を中国語で覚えて、文章で答えられるように勉強します。
先生の質問に対して、「私は〇〇を飲むのが好きです。」または「私は〇〇を飲むのが好きではありません。」と答えます。
難しい音ですが、子どもたちは先生の発音通りに音をマスターしていました。
最後は、中華料理屋さんに行って、好きなメニューのオーダーを学びました。
愛先生「欢迎光临。你们几位?(いらっしゃいませ。何名様ですか。)」
参加者「两位。(2名です。)」※今回は2名の設定で行いました。
愛先生「这边请。(こちらへどうぞ。)」
参加者「请给我菜单。(メニューをお願いします。)」
「我要〇〇、一个。(〇〇をひとつお願いします。)」
参加者「服务员、买单。(お会計をお願いします。)
皆さん、素晴らしいですね。
今回の参加者には、ネイティブの方や愛先生と同様、10年ほど中国で暮らしていた方、中国ドラマが好きで中国語の勉強を始めた方、中国語に興味がある方が大勢参加してくださいました。
今回の講座をきっかけに、中国語に興味を持ってくれた方もいます。
語学は実際に話す・聴くを繰り返してマスターしていきます。
自分に合った勉強法を見つけて、楽しみながら学ぶことが大切ですね。
次回の開催もおたのしみに。