プログラムレポート
第1回市長副市長会議(34期の運営について):バザール日記(2022年2月19日開催)
公開日:2022年02月23日
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こどもバザール
新しい市長・副市長と、第1回目のこども会議を行いました。
本題に入る前に、少し市長制度の説明をします。
こどもバザールは“こどものまち”です。
その“まち”の名前は、“清水ま・あ・るシティ”といいます。
“清水ま・あ・るシティ”の市長と副市長を、こども店長のリーダーとして、2019年から毎年決めています。
これから約1年間、あいこちゃんは市長として、かなちゃんは副市長として活動をします。
ここから本題です。
記念すべき、第1回目の市長副市長会議。
まずは、お互いのことを知るところから始めます。
自分の名前や学校名の他に、「3つのエピソード」を話してもらいます。
ただし、「3つのエピソード」の中に1つだけウソのエピソードが入っています。
「え~、何にしたらいいかわからない!」
「ぜったいバレるよ~」
と言いながら、真剣に考えます。
最初にかなちゃん副市長。
①私は、クッキーが好きです。
②私のま・あ・るの来館ポイントは100ポイント以下です。
③私は6年生を送る会の実行委員長です。
質問は2つまで。
とにかく、みんなでウソを見破りたい!どんな質問がいいか相談して決めます。
「クッキーはみんな好きでしょ」
「ま・あ・るは何年生から来てるかな」
なんと、意外なものがウソでした。すっかり騙されてしまった。
先入観って怖いですね。
つづいて、あいこちゃん市長。
①私は富士山に登ったことがあります。
②私の好きな教科は理科と算数と国語です。
③私は5年生の宿泊訓練で朝霧に行きました。
こちらも頭を抱えてしまい、質問でウソを暴きたいところ。
「富士山はどこまで登ったの?」
「宿泊訓練って4年生の可能性もあるよね」
こちらも、うまく引っかかってしまい、答えを見破れませんでした。
盛り上がったところで、本題へ。
立候補のときに掲げた「こんなバザールにしたい!」を実現するために何をするのかを決める大事な話し合いに入ります。
まずは、市長・副市長2人が立候補のときに掲げた公約、「こんなバザールにします!」の内容を確認します。
2人の内容が近いこともあり、今期の市長副市長が目指すこどもバザールは以下の3つになりました。
- みんなが活躍できるバザール
- 社員さんも店長も楽しめるバザール
- 全国にバザールの活動を広める!
では、これを実現・達成するために何をしたらいいでしょう。
具体的な案を提案する、あいこちゃん市長とかなちゃん市長。
税金の納税率で悩む2人。
- 33期まであった、ちびっこさんのおこづかい50まあるアップや、100まある商品券はあったほうがいいと思う。
- 補助金は、どうかな・・・。補助金まで出すと、今の売り上げ5%だとマイナスになっちゃうね。
- 補助金は、はじめてさんとか、おくれてきた子がいたときに、結構いいかんじでつかえたから、あったほうがいいかも。
- 補助金は、ほしくない人はもらわないから、毎回全員がもらっていたわけじゃなかったよね。
- 補助金も出すにして、売り上げの10%にしようか。
- 売り上げの10%で大丈夫かな。お店の数も減るし、店長も少なくなるし。でも10%以上はきついよね。
そうなんです。
34期のバザールは、商品やサービスを販売するお店が4店舗になって、さらに全体のこども店長の数も減るので、商品の数や対応できるお客様の数が減る可能性があるのです。
そこで、今までそのままになっていたお店の「売り上げ」を、こども店長たちに還元できる方法があれば、店長たちも売り上げを伸ばすために頑張ってくれるのでは?という話になっていきました。
- ボーナス出すのはどうかな。
- 売り上げのないお店はどうする?売り上げのあるお店がフォローする?それでいいのかな。
- 1人につき最低のボーナス金を決めて、売り上げ1位とか2位のお店は、プラスアルファ上乗せするのはどうかな。
- 売り上げのないお店もプラスアルファつくってあげたい。
- 出勤した店長の数の平均で比べるのはどうかな?
- それいいかも!!
まだボーナスの配布方法は決まっていませんが、「ボーナスも出せそう」という道が見えたようで、34期はトライすることに決まりました。
さまざまなことを話した結果、次の内容に決まりました。
- 税金制度
お店の売り上げの10%を消費税として納める
〈税金の使い道〉
ちびっこのお小遣い 50まある
100まある商品券(スタンプカード)
補助金(社員さんに100まある)
PR費用(大人の人件費など)
- ボーナス
税金を引いた全店舗の売り上げからボーナスを支払う
方法は検討中。
- みんなの意見を聞く
意見ボックスを復活する。
意見ボックスでもらった質問には、必ずこたえる。
こたえは掲示と、来れない人のためにHPにアップする。
内容によっては、必要なものは話し合いで決める。
- PRチーム復活(宣伝部隊)
全国に広めるためにこどもバザールの活動をPRする役割を35期からつくる。
各お店のPR動画をとって、ハロワで流したり、HPにアップしたりする。
PRチームの序章として、まあるんダ!(6-7月号)に市長副市長が記事を載せるのもやってみようかな。
ここで決まった内容は、翌日から始まる各お店のこども会議で、市長副市長から伝えることになりました。
春休みこどもバザールまでのこども会議期間の2人の役割分担も確認し、準備万端です。