プログラムレポート
ま・あ・る×WAZAチャレンジ教室 オリジナルコースター作り 講座の様子(2022年2月13日開催)
公開日:2022年02月14日
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しごと・ものづくり講座
2月13日は、WAZAチャレンジ教室の一環で静岡県タイル煉瓦工事協会技能士会の技能士の皆さんにご協力いただき、カラフルなタイル煉瓦を使ったアートモザイクコースター作りに挑戦しました。
今回は技能士協会から、川本先生、酒井先生、片山先生に来ていただきました。
まず先生から、今日使う道具の説明がありました。
今日は主に喰い切り(くいきり)という道具を使います。喰い切りは刃の角度が直角になっているので、タイルのように切断面を真っすぐにしたい時に便利です。
タイルカッターを使えば、直線でタイルを切ることが出来ます。
使うタイルは半磁器で出来ています。半磁器はお茶わんやコップにも使われていて、長く使えるものだと先生が教えてくれました。
今日使う道具のことを教えてもらったら、早速コースターに下絵を描いていきます。
お子さんだけでなく、保護者様も作品をつくります。
あまり細かい絵はモザイクタイルでの表現が難しいので、先生にアドバイスをもらいながら下描きをしていきました。
下描きが出来たら、タイルを喰い切りやタイルカッターを使って切っていきます。
タイルカッターで真っすぐ筋を引くと、手でタイルを割ることが出来ました。
出来上がったピースを下絵に合わせて並べていきます。
紙を使った「ちぎり絵」のような表現方法ですが、紙ではなくて固いタイルを細かいピースにするのはとても大変です。
タイルを切る作業を先生が手伝ってくれました。
先生がタイルを切るとあっという間に色々な形のピースが出来上がりました。
タイルのピースを下絵に合わせて全部並べたら、タイル同士の隙間を埋める「目地セメント」を先生が塗って仕上げてくれました。
タイルの隙間にグレーの目地セメントが入ると、見た目が少し落ち着きますね。
色々な作品がきれいに出来上がりました!
最後に目地セメントが固まるには一晩かかること、一晩経つとタイルの表面に目地セメントが固まったものが浮かんでくるので、雑巾などで拭きとるときれいになることを先生が教えてくれました。
セメントが固まって完成したら、ぜひコースターとして活用してくださいね。