プログラムレポート
楽しい!科学実験 ペーパークロマトグラフィーの実験でしおりを作ろう 講座の様子(2021年8月1日開催)
公開日:2021年08月03日
-
しごと・ものづくり講座
8月1日はMJVのことの先生とだいき先生のご協力で夏休みに最適な自由研究講座、クロマトグラフィーの実験講座を開催しました。
※MJV(ま・あ・るジュニアボランティア)とは、小学生時代にこども店長として活躍してくれていた中高生のことです。
ことのちゃんは将来、薬剤師になりたいという夢があり、理科実験を通して科学の楽しさに触れてもらいたいと今回講座を企画してくれました。
早速、クロマトグラフィーについて説明していただきました。
クロマトグラフィーとは混合物を分離させる仕組みのことです。
説明だけではイメージしにくいため、ろ紙と水性ペンを使った実験をみんなに見てもらいました。
ことの先生が実験のやり方をみんなに説明します。
次に、黒色の水性ペンは何色が使われているのか予想してみます。
灰色や紫色を予想する方が多かったですね。
みんなで一緒に確認していきました。
結果は茶色、緑、青となりました。
今度は皆さんが実験をする番です。
好きな色を2色選びます。
ろ紙の点線箇所へインクをつけていきます。
それらを割りばしにつけて水の入ったコップの中にいれます。
すると、ろ紙が水を吸収し、じわじわと色が浮かび上がってくるのが分かります。
2色から3色の色がはっきりと現れましたね。
実験の結果をまとめていきます。
- 水性ペンはたくさんの色が混ざってできている。
- 水と仲が良い色と悪い色がある。だから色がきれいに分かれる。
以上の結果となりました。
この実験を応用し、しおりづくりに挑戦していきます。
円形にカットしたろ紙を折りたたんでいきます。
そこへ好きな色をつけていきます。
ペットボトルのキャップに水をはり、その中へ折りたたんだろ紙を入れていきます。
花火のようなデザインになりました。
もう一種類、好きな形のろ紙を選んでもらいます。
先ほどと同じように折りたたみ、折り目をつけていきます。
そこへ好きな色をつけていきます。
それらを乾かして、台紙にのりをつけ貼り付けます。
ラミネートし、好きな形にカットしていきます。
穴をあけ、リボンを通します。
素敵なしおりの完成です。
今回使用した実験材料はどれも身近にあるものです。
是非お家でも実験してみてくださいね。