プログラムレポート
ぞうけいあそび(キラキラゼリー) ちびっこプログラムの様子(2021年7月5日・15日開催)
公開日:2021年07月16日
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ちびっこプログラム
7月5日、15日のちびっこプログラム「ぞうけいあそび」は、キラキラの寒天ゼリーで遊びました。
カラフルで涼しげな色のゼリー遊びは、ま・あ・る「ぞうけいあそび」の夏の風物詩となっており、毎年多数の応募をいただいています。
まずは、つるつるの感触を楽しみます。
ゼリーを「よしよし」撫でてみます。最初は恐る恐るだった子も、徐々にこの謎の物体に慣れていきます。
よ~く、観察している子もいました。
小さい子たちは特にへらがお気に入り。自分の手の一部なのではないか!?と思うくらい、肌身離さず、ゼリーを突き刺したり、ぐるぐるしたりしていました。
カップにゼリーを移したり戻したりする様子は、まさに「職人」そのもの。真剣なまなざしで仕事に取り組んでいました。
型抜きを使って楽しむ子もいました。
キラキラかわるゼリーの表情に思わず笑みもこぼれます。
袋に入れて「ムニムニ」の感触を楽しむ遊びもとても人気がありました。
片時も手を放さず、そのままお持ち帰りいただいた子もいました。
潰したり、光を当てたり、変幻自在なゼリーは子どもたちの心をつかみっぱなしでした。
これだけいろいろな表情を見せるゼリーは子どもたちにとってよき遊び道具です。
最初はお行儀よく遊んでいた子たちも、次第に怪獣のようになりゼリーをめちゃくちゃにして遊んでいました。
その解放感、多幸感、満足感であふれた子どもたちの様子を見ると、何物にも代えがたい、その時にしかできない感性の経験だと感じます。
そのような素晴らしい経験を、子どもたちは自分で考え、つくりだした「遊び」の中で経験します。
大人の助けは本当に少しでいいのです。
今回は、子どもたちの可能性をたくさん見ることができた「ぞうけいあそび」でした。