プログラムレポート
ミニロボ講座 プログラミングでドリブル、シュート★ 講座の様子(2021年5月22日開催)
公開日:2021年05月23日
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しごと・ものづくり講座
5月22日は、ミニロボ有限責任事業組合様のご協力で、ミニロボを使ったロボットプログラミング講座を開催しました。
ミニロボ有限責任事業組合の中の、株式会社アイエイアイより宮下先生と望月先生が講師を務めてくださいました。
『ミニロボ』という言葉でまず浮かぶのは、ご存知の方ならコントローラーを使って動かすサッカーロボットのほうだと思います。
今回のプログラミング講座は、『プログラミング専用のミニロボ』を使います!
▼こちらは、コントローラーを使って動かすミニロボ。ま・あ・るのこどもバザール内「ゲームや」さんでも今は体験できるので馴染みのある子も多いのではないでしょうか。
プログラミングを体験する前に、まずは「プログラミング」について知るところから。
プログラミングとは・・・コンピューターを思い通りに動かすための命令を組み合わせることだと教わりました。
身近にあるものを例に、わかりやすく説明をしてくれたのでみなさん真剣に聞いてくれていました。
自分たちの現在の生活はプログラミングによって支えられているといっても過言ではないですね。
プログラミングについての知識を深めたところで、早速ミニロボプログラミングに挑戦します。
2人1組になり、タブレットをつかって、ロボットへの命令を組み立てていきます。
「前進する」や、「右へ曲がる」、「左へ曲がる」、「止まる」などの命令を組み合わせ、ミニロボを動かします。
さらにそれぞれの指令には秒数を設定します。
○マス進むためにはどのくらいかかるんだろうか、直角に曲がりたいけどどのくらいの秒数を設定したらいいのか、自分たちで何度も試しながら探っていきます。
参加者の中には、自分でパターンに応じた秒数をメモに取っている子も!
ナイスアイデアです。
先生から出されるミッションを、協力しながらクリアしていきます。
自分たちで障害物を置いて、その障害物に当たらないようにゴールを目指したりもしました。
ミッションが難しくなるにつれて、チームの中での相談がよく聞こえてきました。
「ここは行き過ぎちゃうから、秒数を少し減らしてみようか」「ここまでのプログラミングはうまくできてるから、ここを修正してみよう!」など、自分たちで考えながら試行錯誤を繰り返します。
少しずつプログラミングの内容をチェックしながら進めるチームもあれば、一気にすべてをプログラミングしてみたりするチームがあったり、様々です。
そして今回は初めての試みも行いました。
題して『ミニロボレスキュー』!
清水区の庵原地区で災害があったと想定し、ミニロボを使って避難所へ物資を届けてみよう!というチャレンジです。
- 消防署
- JAしみず
- 病院
- アイエイアイ
- 幼稚園
- 学校
- 野球場
- J-STEP
上記の場所と、被災した場所が書かれたコートが用意されました。
自分たちで、「救援本部」と「物資調達場所」、「物資を届ける避難場所」を設定して、被災場所を避けながら物資を届けられるようプログラミングに挑戦します。
アイエイアイを出発→JAしみずで物資積み込み→幼稚園に届ける→病院で物資積み込み→学校に届ける→アイエイアイに帰る・・・など、チームごとに様々な想定を考えて進めました。
先ほどまでのプログラミングでは、ミニロボがゴールに向かってボールを「キック」するようプログラミングしましたが、レスキューとなると、物資をキックしてしまったらどうなるかイメージできますよね・・・?
「キック」ではなくそのまま避難場所にそっと置いてくるようにするためにはどうやるのか・・そこまで考えながらプログラミングをしました。
考えをふりしぼってプログラミングをする姿を見て、プロミング以外のことでもこういう姿勢が大切だなとこちらが感心させられました。
今後大きな災害が起こった際は、間違いなくプログラミングを活用した救助活動も行われることでしょう。
少しでもその体験ができたのではないのでしょうか。
ミニロボ有限責任事業組合では、様々な小学校でのプログラミング教室も行っているそうです。
『ミニロボプログラミング』専用のHPもございますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
→https://www.minirobo-p.jp/index.html
今後も定期的にミニロボプログラミング講座を開催予定です。次回の開催をお楽しみに!