プログラムレポート
春休みこどもバザールin清水ま・あ・るシティ終了しました!:バザール日記(2021年3月22日~4月4日開催)
公開日:2021年04月12日
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こどもバザール
3月22日~4月4日の期間、『春休みこどもバザールin清水ま・あ・るシティ』を開催しました。
初日の様子は以下のブログをご覧ください。
各店舗の様子をお伝えします。
■市役所
市役所では様々なサービスを行いました。
- 「清水ま・あ・るシティ再開うれしいネ!くじ」(こどもバザール中断期間にみなさんが寄付してくれた13,360まあるを使って実現したもの。【無料/小学生・ちびっこ 1人1回まで】)
- ま・あ・る市民証ラミネート加工(小学生100まある/ちびっこ50まある)
- ま・あ・る検定(ま・あ・るにまつわる問題に答えて、合格するごとに「3級」→「2級」→「1級」の称号が与えられます。合格した人の名前はシールで掲示されます!【小学生のみ1回50まある】)
- はじめてさんツアー【無料/小学生】
- 清水ま・あ・るシティアンケート【無料/小学生・ちびっこ 1人1回まで】
①「清水ま・あ・るシティ再開うれしいネ!くじ」で見事バッヂが当たった子に遭遇♪おめでとう~!!
12日間で、小学生・ちびっこさん合わせて延べ293人がくじに参加しました。
②ま・あ・る市民証のラミネート加工をやっていることが、なかなか浸透していないことに危機感を感じ、店長たちで告知用の看板をつくりました。
看板を出してから、お客さんが!
こちらからサービスの内容を発信していくことも大切なことだと学びました。
③「ま・あ・る検定」は3級から挑戦できます。
「2級に受かったよ~!」と見せてくれた子も!
ま・あ・る検定は12日間で延べ20名が参加しました。
『プレおしごとごっこ体験in清水ま・あ・るシティ』も合わせた結果は以下の通りです。
- 3級合格者:12名
- 2級合格者:8名
- 1級合格者:1名
1級の壁はかなり高いようです・・・。
④「はじめてさんツアー」では、ま・あ・るでのおしごと体験が初めての小学生さんを対象に、市役所のこども店長さんが付き添って説明をしてくれます。
ハローワークでおしごと紹介の時間も、こども店長がそばにいてくれて、はじめてさんにとってはとても心強かったことと思います。
⑤「清水ま・あ・るシティアンケート」には、12日間で延べ133人が協力して下さり、プレを含めると延べ152人から感想を聞くことができました。
結果は以下の通りです。
- 「たのしかった!また来たい」:150名(98.7%)
- 「ふつう・まあわるくない」:2名(1.3%)
- 「たのしくなかった・二度とこない」:0名(0.0%)
目標の「清水ま・あ・るシティを楽しんでもらえるようにサポートする。全体の6割がたのしかったと回答するようにする!」を大幅に上回ってクリアすることができました!
こども店長のみなさんが頑張ったことが成果として表れたようで、本当にうれしいです。
■ハローワーク
社員さんたちにむけてのおしごと紹介はもちろんのこと、待ち時間を退屈させないように工夫しました。
おしごと体験も終わって、持っているまある通貨も使い切ってしまった社員さんたちに、「じゃんけん大会」や「クイズ大会」などを開催して、みなさんを楽しませようと頑張りました!
ハローワーク企画のスタンプカードは、おしごとを3種類体験して3種類のお店のスタンプを集めたら1回くじをひけるというもの。
当たると全店舗で使える割引券がゲットできます。
ハローワークの店長は、スタンプカード達成者数を伸ばすために、スタンプカードを社員さん一人一人に手渡ししたり、各お店の店長にスタンプカードに押印してもらうお願いをしたりと、工夫をしました。
短いおしごと時間で3種類のおしごとをするのはなかなか難しいのですが、最終的に延べ27名が3つのスタンプを集め、くじを引くことができました。
社員さんたちが仕事に出発した後は、座席の消毒も行いました。
目標は、「社員さんとたくさん話す」でした。
12日間中10日間は、ハローワークに並んでいる社員さんたちと積極的に話をすることができたようなので概ねクリアかな?
■銀行
社員さんたちにお給料をお支払いするという大切な役割を全うしてくれました。
まある通貨の入出金も、銀行の店長達が担っています。
『春休みこどもバザールin清水ま・あ・るシティ』限定の「プレミアム付き商品券」の販売場所も、初めは銀行から少し離れた場所で行っていましたがこども店長の出金状況によっては、銀行のブース内に設置しました。
500まあるで購入して700まある使えるセットは45セット、1000まあるで購入して1500まある使えるセットは12セット売ることができました!
銀行が忙しい時は、市長や副市長がサポートします。
目標の「大人スタッフをよぶのは1日のうち2回まで」をまもり、大人スタッフを呼ばずに自分たちで行うことができました。
■プラバンや
プラバンの商品を販売すること、社員さんにプラバンづくりを教えることに加えて、お客さん向けに『世界に1つだけのオリジナルプラバンをつくる』体験の時間も設けました。
合計3回ある社員さん受け入れ時間のうち、最後の回は受け入れずお客さん向けのプラバン体験の時間にするかどうか、その日出勤したこども店長で話し合って決めました。
プラバン体験出来た子は、みなさんとても嬉しそうでした♪
12日間で延べ20人が自分だけのオリジナルプラバンづくり体験に参加してくれました。
目標の「プラスの感想を1週間で40名以上にもらう」は、おしごとおわりに「おしごとどうだった?」と聞いてプラスの感想をもらうことになっていましたが、12日間のうち9日間はきくことができたようです。
■お店の内容は来てからたしかめてください。
『お店の内容は来てからたしかめてください。(略称:OKT)』では、ハーバリウムや箱庭、その他色をテーマにした商品の販売に加え、ハーバリウム体験も行いました。
12日間で延べ24人が、自分の好きな色や推しカラーを意識したハーバリウムをつくりました。
閉店間際になるとタイムセールを行うなど、運営しながら店長同士でアイデアを出しました。
最終日近くに新商品の『プラバンハーバリウム』も誕生!
プラバンやさんに、ハーバリウムにいれるための小さなプラバンを焼いてもらうなど、他店舗ともコラボしました。
目標の「ハーバリウムを28本売る」は軽々と達成し、90本近く売ることができました。
■ゲームや
「まあるん釣り」、「ルーレットくじ」、「ミニロボ」、「ガチャガチャ」の運営と、ゲームや独自の「スタンプカード」の運用を行いました。
さらに社員さんも受け入れるので、店長同士のチームワークが試されましたね。
課題が出てくると、リーダー・副リーダーを中心には開店準備の時間や、閉店後の振り返りの時間に話し合いをしました。
お客さんにゲームが楽しかったかアンケートした内容を可視化した表。
初めにつくったものだと最終日まで貼りきれないのでは?!ということから、途中で新たな表に大きく作り変えました。
作り変えた3日目以降で、延べ383人がゲームを楽しんだあとにアンケートに協力してくれました。
↓結果はご覧の通り!!
- 「たのしかった」:377名(98.5%)
- 「ふつう」:4名(1.0%)
- 「つまらない」:2名(0.5%)
目標としていた「お客さんに楽しんでもらう。アンケートで6割に「たのしかった」をもらえたら達成」を見事達成することができました。
社員さんのおしごと内容も、初めは景品づくりをお願いしていましたが、それではゲームやさんの仕事らしくないよね・・・ということで、途中から社員さんにゲームのルールを覚えてもらい、お客さんの接客も出来る方向にシフトさせました。こども店長たちも、人に説明をすることで自分自身の復習になったようです。
■ざっかや
雑貨の販売と、社員さんと一緒に商品づくりを行いました。
おしごとをしてくれた社員さんにアンケート記入をお願いし、そのお礼に割引券をお渡しする試みも行いました。
延べ79名の社員さんにアンケートを実施し、結果は次のようになりました。
①ざっかやの仕事はたのしかったですか?
- たのしかった:76名(96.2%)
- ふつう:3名(3.8%)
- たのしくなかった:0名(0.0%)
②店長の説明について
- わかりやすかった:66名(83.5%)
- ふつう:12名(15.2%)
- わかりにくい:1人(1.3%)
目標の「社員さんの7割に楽しかったと言ってもらえる運営をする」を、達成することができました。
社員さんたちの「いらっしゃいませ~!」がよく聞こえてきました。
■デザインショップ
これまで大人スタッフが担当していた「デザインのおしごと」をこども店長たちで行いました。
デザインするテーマを社員さんにお伝えして、パソコンの操作方法が分からない子のフォローもしました。
社員さんたちのデザインした作品をもとに、シールやポストカードなど販売しました。
なかなかお客さんが来てくれない・・・という悩みを解決するために、ポスターを貼り出したり、移動販売をしたり様々なアイデアを出して工夫しましたね。
↓移動販売の様子。
途中から新商品の「メモ帳」を販売しました。
目標の「社員さんの67%にわかりやすいと言ってもらえるようにする」を意識して、困っている社員さんに個別に対応することを心掛けました。
数値で測ることは難しかったですが、毎日社員さんへのフォローを意識して運営することができました!
■ちびっこパーク
ちびっこ親子さんのための広場『ちびっこパーク』。
ちびっこ親子さんはそこで親子一緒にものづくりやゲーム、お買い物を体験出来ます。ちびっこさんのためだけのスペースです◎
自分が担当するちびっこさんを、ひだまりパークへお迎えに行き、あいさつと自己紹介をします。そして、ちびっこパークへご案内します。
まずは商品づくりのおしごと体験をしてもらいます。
ちびっこさんも『おしごと』としてお給料をもらうことができます。
もらったお給料(まある通貨)を使ってゲームをしたり、お買い物をしたりすることができます。
さらに、3階のこどもバザールへ行って、ひだまりパークで一緒に遊んだり、ゲームやさんでゲームを盛り上げたり、お買い物について行ったり、らくがきやさんでお絵かきをしたり・・・フルコースでちびっこさんと遊んですごしました。
参加して下さったちびっこさんの保護者様からは「小学生と一緒に遊べる機会がないのでとても嬉しかったです!」とお声を頂きました。
毎日、ちびっこさんと保護者様が笑顔で帰っていく姿を見ることができました。
ちびっこパークの目標だった「ちびっこさんに楽しんでもらう」は達成できたのではないかと思います。
■MJV(ま・あ・るジュニアボランティア)も様子を見に来てくれました
『こどもONLYバザール』初代実行委員長を務めた「まなちゃん」(現在高校生のMJV)が、『ちびっこパーク』の様子を見学したい!と駆けつけてくれました。まなちゃんがこども店長時代に、社員さんとして働きに来ていた子たちが今ではこども店長として活躍しています。感慨深いものがありますね。
さらに、令和1年度清水ま・あ・るシティ市長の「ちゃむくん」も様子を見に来てくれました!
ちゃむくんが市長時代にこども店長として活動していた子も多いので、みんなとても嬉しそうでした。
■最後に
令和2年度の清水ま・あ・るシティ「ゆなゆな市長」、「けんちゃん副市長」の退任式も行いました。
1年間、新しい視点で的確な判断をし、みんなに寄り添って清水ま・あ・るシティ全体をまとめてくれた「ゆなゆな市長」!
「こどもONLYバザール」の経験をいかした細やかなサポートと持ち前の明るさで全体を引っ張ってくれた「けんちゃん副市長」!
1年間本当にお疲れ様でした、ありがとう!!
退任式の後は、各お店から全体を振り返っての感想を発表してもらいました。
やり切った感が伝わってくる笑顔です☆
シフト制の勤務になり、その日その日で一緒に活動するメンバーが変わる中で、各店舗の振り返りシートを活用して、前の日から変わったことや、今日気を付けたいことなどを確認して運営することができました。
12日間を通して、「ここはこうしたほうがいいかな」「これもやってみたら面白いかも!」などこども店長自身の中で課題を見つけ改善する姿が見られました。
それぞれにとって意味のある時間になったと信じています。
これからの彼らの活躍にも期待しています。
令和2年度は新型コロナウイルスの影響により、これまでのように自由に活動ができず残念な思いをすることが多々ありました。それでもサポートを続けてくださった保護者様、がんばって続けてくれたこども店長のみんな、やり方が変わっても参加して下さった社員のみなさんに心から感謝申し上げます。