プログラムレポート
冬の里山で大根収穫&旬の味体験 館外講座の様子(2019年12月26日開催)
公開日:2020年01月06日
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しごと・ものづくり講座
12月26日は、静岡市駿河区の平沢地区にある里山で親子で大根収穫体験をする講座を開催しました。
講師のサニー先生が、ま・あ・るの講座のために大根を大切に育ててくださいました。
はじめはこんなに小さな種。出発する前に、みんなで確認しました。
畑にはどんな大根ができているか楽しみですね。
県立美術館で集合してから、畑に向かうまでみんなで冬の里山の自然を感じながらハイキング!
カマキリを見つけた子もいましたよ。
行く先々で、サニーさんが植物の名前や豆知識などを教えてくれました。
普通に歩いているだけでは見過ごしてしまいそうですが、意識しながら歩いていると様々な発見がありますね。
今回サニーさんの畑だけではなく、実際に農業を仕事にしている農家さんのお話も聞くことができました。
なんと・・・!
農家さんの育てた大根も収穫させてもらえることに★
大切な商品を収穫する気持ちで・・・みんなドキドキしながら大根を抜いていきました。
大きなカブに見えますが「聖護院大根」という大根だそうです。
とても立派ですね。
煮物に向いているそうですよ。
こんなに面白い形の大根もありました!
続いてサニーさんの畑でも大根収穫をさせていただきました。
「紅芯大根」「阿波晩生大根」「青首大根」「青大根」という4種類の大根です。
大根・・・と一口に言っても様々な種類があるのですね。
右側が「青大根」です。一般的に流通している「青首大根」よりも緑の部分が多いですね。
左側が「紅芯大根」です。見た目は白いですが、切ってみると中がとても鮮やかな紅色です。
こちらの細長い大根が「阿波晩生大根」です。形から想像ができますが、沢庵などに加工されるそうです。
収穫したあとは、出荷する気持ちで、大根についた土をキレイに洗い流します。
みなさん、冷たい水にも負けず大根を洗ってくれました。
ひと仕事を終えたら、みんなでお昼ごはんです。
みんなが収穫した大根をつかった試食の準備をしてくださった「まこさん」。
寒い中ありがとうございます!
普段はほとんど生では食べたことがないという子も、大根を生でパクパクたくさん食べてくれました。
暖かな春の陽気も待ち遠しいですが、冬の自然の楽しみ方も知ることができましたね。
外に出るのが億劫になりがちな冬ですが、こうして自然の中を歩いてみることで新たな発見があるかもしれません。
収穫した大根で、年末年始は親子できっと料理も楽しんでくれたことでしょう!