先日、クラフト工房HIRO.A、グラスアート協会公認インストラクターの田中敦子先生のご協力で、グラスアートでかわいいポケットティッシュケースを作る講座を開催しました。

まず初めに星形の黄色いフィルムを切って作っていきます。四角いフィルムを星形に切っていくために先生が用意してくださった星形の厚紙をフィルムに当ててマジックでフチをなぞり星形の線を引いていきます。線を引いたら、切って星の形の黄色いフィルムをつくります。

次に自分たちが選んだ好きな色のフィルム3枚を、三角形2枚、長方形4枚になるように、厚紙を当てて同じように切っていきます。

さすが小学校3年生から6年生の皆さん、先生の力を借りずに自分の力で上手にこなしていきます。

それができたらアルコールのついたキッチンペーパーでクリアケースをきれいに磨いていきます。次に水に洗剤を溶かした溶剤で同じようにクリアケースを磨いていきます。

クリアケースがきれいになったら1番初めに切った黄色い星を好きな所に貼っていきます。ここでのポイントが、空気を入れずにフィルムを貼っていくことです。「スキージー」と言う道具を使ってフィルムをきれいに貼っていきます。

貼り方が少し難しく苦戦している子もいましたが、同じ作業をしていくうちに上達している姿が見受けられました。フィルムが貼れたらフィルムのフチをなぞるようになまりを貼り付けていきます。

1本の長い鉛をちょうどいい長さで特殊なカッターで切っていきます。このカッターはスライドしながら切るのではなく、上から垂直に押し当てて鉛を切る使い方をします。

なまりが貼れたら最後に黒いヘラで鉛を擦り貼付を強化します。

星ができたら次は他のフィルムも好きな場所に貼ってお家のように組み立てていきます。

フィルムが貼れたらなまりを使ってお家のデザインをしていきます。窓を作ったりドアをつけたり、模様をつけたり、一人一人違ったデザインができあがっていました。

すべての子が違ったデザインを考えていてこどもの想像力が広がります。講座を進めていくうちに、こどもたちも作業に慣れスピードも上がっていましたね。吸収力がありますね、すごい！

最後にお家の周りをなまりでフチ取り、先生が用意してくださった星のシールを貼って完成です。

親子講座でも共同作業で小学校1・2年生のみんなも頑張っていました。普段の学校ではお母さんお父さんおじいちゃん、おばあちゃんと、ものづくりをする機会はほとんどないと思います。こどもたちにとっても、保護者様にとってもとても良い経験になったのではないでしょうか。

そして今回はお家でも使えるポケットティッシュケースを作りました。思い出の作品になりますね！ぜひお家で使ってみてくださいね♪