プログラムレポート
静岡市立清水辻小学校6年生 団体利用の様子(2019年9月12日開催)
公開日:2019年09月12日
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その他
9月12日(木)に静岡市立清水辻小学校の6年生、54名が『総合的な学習の時間(キャリア教育)』の一環で利用されました。
午前・午後でクラスごと分かれ、各90分2回の講座(2講座)を行いました。
一つ目は、アイシングクッキーの講座です。
教えてくれたのは静岡市宣言通りにあるYouMe&Cookies(おやつとギフトの店 Bikini)の木下由美先生です。
アイシングクッキーをつくりながら、パティシエのお仕事についてお話しいただきました。
まずはアイシングのクリームを練ります。きれいな色で華やかですが、作るのには力が要るので大変、ということが分かりました。
次に絞り袋にクリームを入れて、クッキーに絵を描きます。一本の線を引くことすらとても難しい作業です。プロの技を見せていただきました。
苦戦した様子でしたが、みんなそれぞれ素敵な作品が完成しました。
「二枚のクッキーをつくるのも大変だったのに、先生は5人で1000枚ものクッキーをつくっていると聞き、驚きました」「思った以上に大変だった」などの感想がありました。一見、華やかなお菓子屋さんですが、その裏には大変な労力によって成り立っていることが分かりました。
二つ目は雑誌編集のお仕事です。
今川さん製作委員会代表の鈴木将仁さんに教えていただきました。
まずはじめに、「雑誌と書籍の違い」「出版社の数」「売り上げ」など出版業界の基礎をクイズで紹介していただきました。
雑誌編集のお仕事に欠かせない文字の使い分け(「じ」と「ぢ」、「づ」と「ず」)クイズでは、グループごとに答えを考えて、盛り上がりました。
また、友だちにインタビューをして、小さな記事を作り、発表をするワークショップも行いました。
みなさんの身近にある漫画雑誌の話もたくさん出てきて、先生のお話に引き付けられていたようです。「漫画を描くのが苦手でも、漫画雑誌にかかわる仕事はできる」というお話に、勇気づけられた子も多くいました。
最後に、みんなで集まって、今日の感想を発表してもらいました。
いつもの授業よりも長い時間の講座を2つも受けてもらいましたが、「楽しかったですか?」の問いに、「楽しかった!」と元気に返答してくれました。
普段あまり聞くことができない職業について、いろいろなお話を聞き、さらに興味の幅が広がった子もいたようです。
今日の体験をいろんな人に話して、将来のことを考えるきっかけにしてもらえればと思います。