プログラムレポート
中央卸売市場を探検〜せりを見に行こう〜 講座の様子(2019年8月22日開催)
公開日:2019年08月22日
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しごと・ものづくり講座
本日は、静岡市経済局商工部 中央卸売市場のご協力で、市場の見学講座が開催されました。
昨年は青果のみの見学でしたが、今年は魚のせりも見学できます。
このため開始が集合が4:45と、早朝の講座となりました。
朝早かったにも関わらず、みなさん遅刻することなく集まってくれました。ありがとうございます。
最初に市場の役割や仕組みについてのビデオを見て、簡単に市場についての概要を学びます。
ビデオを見終わったら早速市場の見学に出発します。
お魚のせりは非常に迫力がありました。市場の中に大きな声が響き渡ります。
近海物のせりが終わったら、続いて大型のマグロのせりを見学します。
ずらりと並んだマグロは大迫力でした。
切ってある部分の状態を見て鮮度を確認し、どのくらいの値段になるのかを予想するそうです。
沢山の量がありましたが、ものの数分でせりは終わりました。
素人だとどんなやりとりが行われているのかわかりませんでしたが、手で値段を示しながら、すごいスピードでやりとりが行われていましたね。
こうやって卸売の人がまるごとお魚を買って、部位ごとに仲卸がお店の人に販売をし、スーパーやお料理屋さんに並ぶそうです。
ちょうどマグロが解体されるところも見ることができました。
大きな機械の上で冷凍のまま解体をされていきます。
水産の市場の見学が終わったら、続いて青果の市場を見学します。
現在は、野菜についてはJAを通じて流通しているものが多く、既に形や品質がチェックされて揃っていることから、せりで値段を決めるものは少ないそうです。
青果の市場はすごく広くて、世界中から集まった沢山の野菜、果物が並んでいました。
今日は、普段入ることのできない、市場の中の様子を知ることができました。
卸売というお仕事についても知ることができましたね。
小売店に並んでいる食品を見た時には、市場の仕組みを思い出してみてください。
ま・あ・るでは今後も様々な館外講座を開講していきます。次回開催をお楽しみに。