プログラムレポート
目指せ昆虫博士!はじめての昆虫の標本作製 講座の様子(2019年8月10日)
公開日:2019年08月12日
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しごと・ものづくり講座
8月10日に野田昆虫研究所の野田祐輔先生、内田潔先生のご協力で、蝶の標本作製をする講座を開催しました。
子どもたちは先生が捕まえてきた蝶に興味深々!
まずはじめに昆虫のお話しを映像を見ながらお勉強しました。
子ども達も沢山質問をして真剣に聞いていました。
そしていよいよ標本づくりスタートです。今日は、先生が北海道から沖縄でつかまえてきた蝶を使っていきました。内田先生が作成してくださったキットを使っていきます。
まずはじめに、蝶は閉じた状態なので、鱗粉や羽が取れてしまわないように、慎重に広げていきます。
製作キットの上に昆虫針を使って蝶を固定していきます。
次に、展翅テープを使って蝶の羽を広げた状態で固定していきます。
この作業でなかなか苦戦している子もいましたが、先生の指導をきちんと聞いてみんなの力でがんばりました。特に前翅と後翅を広げていく作業が腕のみせどころ!!
触角まで丁寧に仕上げていきます。
これができたら、蝶が動かないように展翅テープの上から昆虫ピンでしっかり固定して、1カ月ほど置いて蝶の形が固定されたら、標本の完成です!!!因みに、
蝶から水分が抜けて形が形成されるそうです。
標本を作ることで、思い出が自分の子どもや、子どものそのまた子どもの代にもそのままの形で残すことが出来るというのはいいですね♪
家庭でも、捕まえてきた昆虫を今日のキットを使って標本作りにチャレンジしてみてくださいね♪
自由研究や夏の思い出作りになりますね!