プログラムレポート
フレンチのシェフに学ぶハッシュドビーフ 講座の様子(2019年8月1日開催)
公開日:2019年08月01日
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しごと・ものづくり講座
8月最初の「しごと・ものづくり講座」は、ま・あ・るから徒歩圏内にあるフレンチのお店『Bon Masuda』のシェフ・増田慎一さんが家庭でも手軽に作れるハッシュドビーフの作り方をこどもたちに伝授してくれました。
ま・あ・るで初開催の講座です。
全員集合したら、増田先生のお話からスタート。
増田先生・・・だとちょっと堅苦しいので、今日はみんな先生のことを『ボンさん』と呼ぶことにしました。
料理が好きな人?食べることが好きな人?
みんなにボンさんが質問します。
牛肉も、野菜も、食材はみんなもともと生きていますね。
みなさんはその『命』をいただいているんだよ・・と、ボンさんが食べることについてお話をしてくれました。
今日はみんなでハッシュドビーフを作って食べるけれど、食べる時にはたくさんの『命』をいただきます・・・という気持ちで食べようと確認してから先生のデモンストレーションを見学しました。
フレンチのシェフの仕事を間近で見るので、みなさん初めは少し緊張気味・・・。
しかしボンさんのお話がわかりやすく、面白いので、緊張していた空気が一気に和んでいきました。
牛肉に小麦粉をまぶす理由、みなさんはわかりますか?
ひとつは牛肉に焼き色をつけるため。
もうひとつは、ハッシュドビーフにとろみをつけるため。
工程のひとつひとつにちゃんと理由があることを知ることができましたね。
包丁を使う時のポイントも教わりました。
こんな色になるまで炒めるんだよ~と、ひとつひとつの工程をボンさんが見せてくれ、みんなで見て確認しました。
今度はみんなの番です!6人1グループで作業を進めます。
初めて会った子とも、協力してできるかな??
玉ねぎを切る人、マッシュルームを切る人、牛肉に下味をつけて小麦粉をまぶす人・・・グループの中で役割分担しながら調理していきます。
材料が準備できたら、まずは牛肉から炒めます。焼き色がついてくるまでがんばろう♪
「おいしいにおいがする~!」と盛り上がりました。(笑)
焼き色がついてきたら、玉ねぎとマッシュルームを加えます。ここに少しのニンニクも加えます。
火が通ってきたら、赤ワインを投入します。
しっかりアルコールをとばすように煮詰めます。
アルコールのにおいが独特でみんな少し険しい表情です。アルコールがとんでいくと、このにおいはしなくなるので少しの辛抱です。
アルコールがとばせたら、デミグラスソースを加えます。
今回は、家でも手軽に作れるようにスーパーで売っているデミグラスソースの缶詰を使用しました。
ここからまた煮て、仕上げにケチャップとウスターソースで味をととのえます。
ハッシュドビーフが完成したら、みんな自分で好きなだけご飯をよそいます。
盛り付け完了★
みんなそろって、いただきます!
おいしい♪とみんなでたくさんおかわりをして、きれいに食べきりましたね。
ぜひ夏休み中に、家でも家族のために今日のことを思い出しながら作ってみてくださいね!