本日は小野銅工店の小野先生のご協力で、カレースプーン作りの講座が開催されました。

年に数回開催をしている人気の講座です。

今回からは、道具を増やして頂いたので、１回の最大人数が８名から１０名に増員となりました。

まずはトンカチを使って、真鍮のスプーンを叩いてきます。

なかなか狙った場所に当たらずに苦戦している子もいましたね。

トンカチで叩く作業はとても時間がかかります。途中で手が疲れてしまうので、休憩しながら進めます。

おおよそ形ができあがったら先生になおしてもらって、次に名前の刻印の作業を行います。

最初は練習をして、自信がついたら本番にチャレンジです。

一発で決めないとならないので、とてもむずかしい作業でしたね。

刻印ができあがったら、続いて柄の部分を曲げていきます。

溝の掘ってある木を使って、スプーンの中心に向かって丸くなるように叩いていきます。

柄の部分までできあがったら、叩く作業は終了です。

仕上げにスプーンの外周の尖っている部分をヤスリで落としていきます。

手に触れたり口に入れる部分なので、念入りに作業しました。

最後にピカールで表面をピカピカに磨き上げます。

スプーンが完成しました。

自分で叩いて作った世界に一つだけのスプーンです。

作る人によって形が違って面白いですね。

銅工のお仕事に興味を持った方は、ぜひ先生のお店にも足を運んでみてくださいね。

次回スプーンづくりの講座は夏休みの時期に開催予定です。みなさんのご応募お待ちしております。