プログラムレポート
薬剤師のおしごと プロからまなぶとくべつなおしごとの様子(2019年1月12日開催)
公開日:2019年01月15日
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こどもバザール
1月12日のプロからまなぶとくべつなおしごとは、薬剤師のおしごとでした。
講師はしごと・ものづくり講座でもお世話になっている八木先生です。八木先生はすずらん薬局で働く薬剤師さんで、THINK HAPPY BE HAPPYの代表でもあります。
今回は粉ジュースを粉薬の代わりに使用しました。年齢別に薬の重さを計って薬包紙に包むおしごとを体験します。
この四角い紙が薬包紙です。
現在はほとんどの薬局で分包機を使っているのであまり使われていないそうですが、一昔前はどこの薬局でもこの薬包紙を使っていたそうです。
昔は薬を患者さんに渡す前の薬包紙を折る作業がとても大変だったことがよくわかりました。
まずは折り方を練習しました。きちんと折らないと薬がパラパラ出てきてしまうので、慎重に折る必要があります。
1グラム、2グラム、3グラムの薬を計量して準備します。
粉の色で症状が分けられています。頭痛、吐き気、腹痛、蕁麻疹、熱の症状の薬を準備しました。
1グラムを計ることはあまり日常ではやらないので、なかなか難しかったようです。
最後に3つの薬がきちんと計れているか「監査」をしました。紙の重さを入れて全部で8グラムになれば調剤完了です。
薬の説明書も準備しました。
お客さんが来たらまある通貨で処方箋を受付して、薬を買ってもらいます。
「今日はどうしましたか?」「今何歳ですか?」というような薬を出すための質問もしました。
最後は「お大事に」と笑顔で見送りました。
本格的な薬剤師の体験をさせていただくことができました。また次回の開催を楽しみにしていてください!