プログラムレポート
列車の運行を支える線路をまもるおしごと 講座の様子(2018年11月24日開催)
公開日:2018年11月26日
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しごと・ものづくり講座
11月24日に、土木学会中部支部さん、JR東海さんのご協力で、線路保守のお仕事についての講演会が開催されました。
通常ま・あ・るのしごと・ものづくり講座は、特別な事由がない限りはこどものみで実施していますが、今回は6周年記念講演会ということで、大人の方もご入室可能な特別形式での開催となりました。
普段メディアに取り上げられるのは、運転手や車掌といった表に出る職種がほとんどですが、今回は見えないところで日々線路を守る線路保守のお仕事に焦点を当てて、どのような仕事をしているのかを説明して頂きました。
普段はあまりこども向けに講座をやることがないそうですが、こども達が飽きないようにクイズ形式にするなど、色々と工夫をして頂きました。
新幹線とは違って、在来線は色々な経緯でできた路線が束ねられているため、全ての規格が統一されているわけではないそうです。保守をする上では、色々と大変そうですね。
新幹線の線路保守を行っているドクターイエローは有名ですが、在来線にも同じようにドクター東海という車両があるそうです。
運行時間は公表されていませんが、どこかで見かけることがあるかもしれませんね。
線路の下に轢かれた石を取り替えるための専用車両や、除雪車などあまり目にする機会がない特殊な車両についても紹介して頂きました。
人がいない夜中などに作業をしているそうですが、夜遅くにやらないといけないのは大変ですね。
最後に、線路を小さく切った物や締結している部品をみせてもらいました。
小さいのにすごく重たくてびっくりしましたね。
今日は、普段あまり関わりのない線路保守のお仕事について、かなり詳しく知ることができました。
電車が好きな子がたくさん来てくれましたが、電車の仕事は運転手だけでないことがよくわかったと思います。
また、普段見えないところで安全をまもるために、たくさんの人が働いていることがわかりましたね。
今後も色々な職業を題材にした特別講演会を開催していきたいと思いますので、ぜひ色々な講座に参加してみてください。