プログラムレポート
MESHを使っておもちゃをつくろう!の講座の様子(2018年8月24日開催)
公開日:2018年08月28日
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しごと・ものづくり講座
8月24日の講座は常葉大学教育学部の小田切研究室と佐藤研究室の協力のもと、MESHを使ってプログラミングに挑戦しました。
MESHというのは、四角い形の小さな電子タグです。MESHを専用のアプリを使ってプログラミングをすると音を出したり光らせたり、何かを動かしたりすることができます。
今回は自分で作った段ボールのおもちゃとMESHを組み合わせていきます。
ま・あ・るでは、講座やおしごとなどで、MESHを使ったものを度々開催しているのでおなじみになりつつありますが、今回の参加者はほとんどの方がMESHを扱うのは初めてでした。
将来先生を目指している学生さんが12名、講師として来てくれました。参加者は小学3年生~6年生です。
最初にプログラミングとMESHのことを学べる簡単な問題をレベル1からレベル10までできるだけ多く解きました。
15分の限られた時間でしたが、経験者でなくてもレベル10まで達成する子もいました。おもしろい!と思ったときの子ども達の吸収力は驚くほどです。
解けた問題の数に応じた星の色のシールを貼った認定証をもらいました。認定証は学生さんの手作りです。がんばりが形になると嬉しいですね。
基本の使い方を学んだあとは、段ボールでおもちゃづくりです。
今回はピストルか、貯金箱を作ります。どちらか好きなほうを作れるのですが、圧倒的にピストルが人気でした。
設計図の通りにカットして、組み立てます。
組み立てを学生さんにお手伝いしてもらい、子どもたちはどんな風におもちゃとMESHを組み合わせるかを考えました。
ピストルは、ボタンを押すと悲鳴が聞こえたり、ガラスの割れる音がするプログラミングが人気でした。ランプを点滅させたり、色を変えたりと子どもたちは自分で考えて工夫していました。
貯金箱は、お金を入れたときにどんな音を鳴らすかを考えました。笑い声や楽器の音、効果音などいろいろな設定ができるので、いろいろ試していました。
完成したものはシールを貼ったり、色をつけて自分のオリジナル作品に仕上げました。
自分で作った段ボールのおもちゃがMESHとつながって自分の指令どおりに音が鳴ったり、光ったりということがとてもおもしろかったようです。
参加者のアンケートには「もっと時間がほしかった!」「MESHでこんなにおもしろいことができるとはおもわなくてびっくりした!」などの感想がありました。
ま・あ・るでは、今後も様々なタイプのプログラミング講座を開催しますので、まだやったことのない方はぜひ挑戦してみてくださいね。