プログラムレポート


ペンとインクを使ってみようマンガの描き方入門 講座の様子(2018年4月21日開催)

4月の21日に岩本三四郎先生のご協力で、マンガの入門講座が開催されました。

ペンとインクを使って、マンガを描く方法を習いました。

いきなりオリジナルのマンガを描くのは難しいので、基本を勉強するために自分の好きなマンガを持ってきて、それを模写する練習をします。

まずはマネをすることから始めるのが近道です。

原稿用紙に鉛筆で下書きをしていきます。

下書きが完成したら、Gペンを使って線を書いていきます。

ペンは力の入れ方や角度で先の細さが変わります。なかなか慣れない作業ですが、別の紙で練習を繰り返しながら、書き進めていきました。

線が書けたら、インクが乾いたのを確認して消しゴムで鉛筆の部分を消します。

 

続いて、黒塗りにする部分は、筆ペンを使ってベタ塗りしていきます。

はみ出ないように慎重に作業しないとなりません。

ベタまで出来上がったら、仕上げにトーンを貼っていきます。

色々な種類のトーンの中から自分の好きな物を選んで、デザインナイフでおおまかに切り出します。

絵の上に貼って、余計な部分を切りとっていきます。

ここで失敗してしまうとせっかくの絵が台無しになってしまうので、とても緊張する作業です。

どれも集中力が必要な作業ばかりなので、みなさん一言も話さずに作業に没頭していました。

 

午前・午後に分けて作業して計4時間の講座でしたが、長い時間とても頑張りました。

初めて描いた子も多かったので、納得のいく仕上がりになったかどうかわかりませんが、マンガを描くというのがどのくらい大変な事かよくわかったと思います。

最近はデジタルで描くことがほとんどですが、アナログで描く方法を勉強しておくと、デジタルでも簡単に描くことができるそうです。

紙にインクとペンで絵を描くのは基本ですから、ぜひ家でも練習してみてください。

この講座は、一度に教えられる人数に限りがあるので、どうしても少人数制になってしまいます。

今回当選した子たちは本当にラッキーでしたね。

マンガ講座は定期的に開催をしていきますので、次回開催をお楽しみに!

 

画像ギャラリー

動画