3月27日に、日本銀行静岡支店のご協力で、見学ツアーが開催されました。

普段入れない銀行の中を見せてもらうだけでなく、お金の偽造防止技術などについても学びます。

日本銀行は銀行の銀行です。

普通の銀行と何が違うのかを、まずはＤＶＤを見ながら勉強します。

途中で、ところどころクイズが出されるので、みんなでワークシートに答えを書き込みながら進めていきました。

お金がどこから来て、どうやって一生を終えていくのか、普段は全く意識したことがなかったですね。

お金に関する知識を一通り教えてもらったら、次は店内の見学をします。

本物に使われているものと同じ紙を使って作られた一億円の束を持ってみました。

思ったよりも小さく感じたと思います。

過去に発行された沢山のお札も展示されていました。

自分のお家にも古いお金があるでしょうか。有効期限内であれば、日本銀行で引き換えができます。

店内見学から戻ったら、お札の偽造防止技術について学びます。

お家から持ってきた本物のお札を使って、スキ入れやホログラム、感光塗料などを１つ１つ確認していきました。

ルーペを使わないと見れないマイクロ文字など、随所に偽造防止の技術が使われているんですね。

最後に暗闇でブラックライトを当てて、特殊なインクでハンコが押されているのを確認しました。

偽札が出回って、お金が信用できるものでなくなってしまうと、お金を使って物を買うことができなくなってしまいます。

通貨の信頼性を守るために、様々な技術が使われていることを知ることができました。

日本銀行静岡支店の見学ツアーは、工事のため一時的に開催ができなくなります。

その間は、ま・あ・るで出張講座を開講したいと思っておりますので、お楽しみに。