プログラムレポート
電磁石ベルを作ってみよう! 講座の様子(2025年12月6日開催)
公開日:2025年12月07日
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しごと・ものづくり講座
12月6日は、日立清水理科クラブの皆様にご協力いただき、電磁石ベル作りの講座を開催しました。
電磁石ベルを作る前に、足立先生から磁石の特徴や性質、電磁石の特徴について学びます。
磁石の性質として、N極とS極の2つの極があり、異なる極同士は引き合い、同じ極同士は反発し合います。
こちらについては皆さんもよく知っているという反応でした。
続いて、電磁石についてです。
磁石は、常に磁力を持ちますが、電磁石は電流が流れている間だけ磁力を持ち、電流を止めると磁力が消えます。
電磁石を利用したものの代表がモーターです。
モーターを回転させるために必要なものは、「磁石」と「コイル」と「電流」です。
この電磁石とコイルの上と下にある磁石の引き合う力と反発する力を使い、モーターは回転をします。
コイルの巻き数を増やすことで磁力が強くなることも理解できましたね。
皆さんの身近にもモーターを利用したものはたくさんあります。
洗濯機、ドライヤー、扇風機、掃除機、スピーカーなど、回転するものが入っている場合は、電磁石を利用していることが多いですね。
ここで足立先生からみんなに質問です。「車にはいくつのモーターが使われているかな?」、こちらの質問に対して、「3個!」「6個!」「100個!」みなさん、口々に数を発表します。
「正解は100個です。ワイパーや窓にも使われているから、かなりな量になるね。大型車の場合は200個ほど使われることもあるよ。」と教えていただきました。
いよいよ、電磁石ベルを作っていきます。
はじめにコイルを作ります。
ネジの部分にビニールテープを巻き付け、その後、エナメル線を巻き付けていきます。
上手に巻くことができたら、エナメル線の先端部分にヤスリをかけていきます。
次に、工具を使って、土台部分に金具を設置します。
工具の使い方も丁寧に教えていただきましたよ。
土台が完成したら、順番に、コイルや振動アームを取り付けます。
スイッチボタン、電池、ベルを装着したら完成です。
スイッチボタンを押すと電磁石が振動アームを引き寄せ、それがベルに当たって音が鳴ります。
素敵な音が部屋中に鳴り響きます。
富士山のLEDライトもはっきりと点灯しましたよ。
2時間、集中しながらものづくりを楽しむことができました。
日立清水理科クラブの皆様、ありがとうございました。
次回の開催もおたのしみに!































































