プログラムレポート
静岡市立美和中学校団体利用の様子(2025年11月8日開催)
公開日:2025年11月10日
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その他
11月8日は静岡市立美和中学校の団体利用がありました。
今回は学校の体育館を会場にして「ITで社会を便利にするお仕事講座」の職業講話を実施しました。
講師は株式会社コサウェルの五十嵐卓先生です。
五十嵐先生の勤務する株式会社コサウェルの名前の由来から講話は始まりました。
「こさえる(こしらえる)」をもじって会社名がつけられたそうです。五十嵐先生の職種であるシステムエンジニア」はITの技術を活用してものづくりをしたり、問題をITで解決する仕事だと教えていただきました。
IT業界に進まなくても、これからの未来では何らかの形でITとかかわっていくということになります。そして将来的になくなっていく職業があること、「プログラマー」という職業もなくなってしまうそうです。
その理由は「AIがプログラマーの仕事をする」からだと学びました。
AIは最初の頃「嘘をつく」と言われていたそうです。専門用語だと「ハルシネーション」といい、事実とは異なる情報を作り出してしまうからだと説明してくださいました。最近のAIは当時より非常に正確になっているそうです。
AIの第一世代は1960年代、今は第四世代になっていて、現在では、AIのおかげで調べる・考える・つくり出すのが苦手な人も、得意になれるというお話をしてくださいました。
クイズが2問出されました。1問目の問題が出されると、一部の生徒さんたちが、話し合ったり、意見を言い合って答えを考え始めました。その姿を見た五十嵐先生が「システムエンジニアは物事を考えるのが好きで得意です。です。今、このクイズを考えることができない人はシステムエンジニアには向いていないです。」と話しました。
2問目のクイズは1問目より「考える」生徒さんが増え、正解を導き出しました。
五十嵐先生が「今の職業についた理由として、お客様をどうやって喜ばせることができるか考える仕事がしたかった。」と度々おっしゃっていました。システムエンジニアという職業は「相手が何をして欲しいか、何に困っているのか気づきやすい人が向いている。」とお話してくださいました。
静岡市立美和中学校1年生の皆さん、今回の講座をみなさんの将来の職業選びの参考にしてくださいね。
五十嵐卓先生、ご協力ありがとうございます。
























