プログラムレポート
タイダイ染めの巾着袋を作ろう!講座の様子(2025年9月15日開催)
公開日:2025年09月22日
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しごと・ものづくり講座
9月15日は、ho’opono牧田真実先生のご協力で「タイダイ染めの巾着袋を作ろう!」講座を開催しました。
タイダイとは、英語で「Tieタイ=絞る・縛る」、「Dyeダイ=染める」という意味です。
お部屋には先生の作品を展示していただきました。
今回は給食袋の大きさの巾着袋を、6色の染料を自由に使って染めます。
はじめに先生から、柄の出し方を教えていただきました。
丸い柄は、袋の内側から人差し指を入れて布を棒状にした後、輪ゴムできつく結びます。
輪ゴムを等間隔に縛ると、何重もの丸の柄が出るそうです。
みなさんも、いろいろな柄にチャレンジしてみましょう。
一人一人違う縛り方ができましたね。
その次に、縛った巾着袋を水につけます。
これは、染料が布に入りこみやすいように行う作業です。
10分後に取り出し、待ちに待った染めの作業です。
今回は蛍光イエロー、オレンジ、アクアマリン、チェリーピンク、エメラルドグレーン、パープルの6色から好きな色を選んで染めます。
慎重にゆっくりと染める方、ダイナミックに様々な色を混ぜ合わせながら直感で染める方など、様々です。
どんな色が出るか楽しみですね。
縛った輪ゴムの箇所は、特に染料を多く染み込ませると、くっきりと柄が出るそうです。
「オレンジの系統を選んで染めよう」「袋の縁の部分だけ緑色に染めてみようかな」「色分けをしてカラフルにしようかな」など、完成をイメージしながら染料をつけていきます。
細かい部分までしっかりと染めることができました。
次に、染料を布に定着させるために電子レンジで3分温めます。
その後、ラップと輪ゴムを丁寧に外します。
広げてみると、素敵な柄やカラフルな色が入った巾着袋が上手に染め上がっていました。
みなさん自分の作品を見て、「わぁ!きれいに染まってる」「想像以上!!」と喜びの声が上がりました。
くっきりと柄が出ましたね。
一度水で流したあと、洗濯をしても色落ちがしないように25分間薬剤に付けます。
つけている間は、染料を使った染めもの体験をしましょう。
キッチンペーパーを縦に細長く折り、そのあと三角形に折りたたみ両端の角を輪ゴムでとめます。
次に6色の中から好きな色を2色選び、オリジナルの色を作って透明のカップに入れてみましょう。
普段先生も、色と色を混ぜて、オリジナルの色の染料を作成しているそうです。
みなさんも「紫を作りたいから、青と赤を混ぜてみようかな」「オレンジは黄色と赤かな?」と実験のように楽しみました。
それではキッチンペーパーに染料を染めてみましょう。
2つの角の輪ゴムの部分まで染料をつけ、最後に隣の方の色と交換をして、最後の角を染めます。
ゆっくり開いてみると、すてきな柄が完成しました。
巾着袋の定着剤もしっかりと染み込んだので、水で洗い開いてみましょう。
みなさん上手に染まりましたね。
一人一人違った色、柄が完成して、とても素敵に仕上がりました。
是非、オリジナルの巾着袋を大切に使ってくださいね。
牧田先生、ありがとうございました。
またの開催をお楽しみに。