プログラムレポート
オリジナルハスラーを作ろう! 講座の様子(2025年8月19日開催)
公開日:2025年08月23日
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しごと・ものづくり講座
8月19日は、株式会社青島文化教材社様にご協力いただき「オリジナルハスラー作り」の講座を開催しました。
「プラモデルを作ったことがある人?」の問いに、「お父さんと一緒に作ったよ!」「おもちゃ屋さんで見たことがあるよ」と半分くらいの方が手を上げてくれました。
プラモデルを作るのが初心者の方や低学年の方でも簡単に作ることができる「ザ☆スナップキット」というプラモデルを今回ご用意いただきました。
はじめに、青島文化教材社さんの歴史について教えていただきます。
青島文化教材社は、大正13年(1924年)に設立し今年で101周年を迎えました。
静岡生まれの飛行機パイロット青嶋次郎が青嶋飛行機研究所を作ったことに始まります。
青島文化教材社さんは、車などのプラモデルや、動くキャラクターのプラモデルなど幅広い商品を取り揃えている会社です。
沢山ある商品の中でも一番売れた商品、売れなかった商品などもあり、現在もたくさんの企画をし、年間100個が商品化されているそうです。
企画から販売まで約2年をかけて、商品を作っていると教えていただきました。
プラモデルの歴史は今から60年ほど前、小学校の授業で木材の廃材で作った飛行機から広まり、プラスチックを使用したプラモデルが作られたそうです。
1958年から日本でもプラモデルが普及し、今では世界でもトップクラスの技術を誇るプラモデル産業となっているそうです。
その中でも静岡県は、プラモデルの会社が10社以上ある「プラモデルの街」です。
みなさんはこのようなモニュメントを見たことがありますか?
プラモデルの街、静岡市内15か所に設置されていて、細かいところも工夫されている面白いモニュメントですね。
これからも増えていくそうです。
ぜひ探してみてくださいね!
ここでクイズです!
- 静岡県のプラモデルの生産は、全国の何%でしょうか?
正解は、なんと92%!
さらに静岡市は85%を占めているそうです。
静岡は、日本一、世界一のプラモデルの街なんですね。
- 世界で初めにプラモデルが販売されたのはどこの国でしょうか?
正解はイギリス。
60年前はアメリカやイギリスの技術が高かったのですが、今はMadeinJapanと言われるほど、ものづくりの技術が発展している日本がトップシェアだそうです。
それでは早速、オリジナルハスラーを作りましょう。
まずは袋からすべてのパーツを出します。
工具を使うのが初めての方もいましたが、「ニッパーは平らな面を下にして、パーツを動かしながらまっすぐ切ります」と菅野先生に教えていただきました。
ニッパーを使って細かいパーツを切ります。
「パチンっと切れる音が気持ちいいね!」とみなさん順調に切っていきます。
パーツが切れたら小さい部品を組み合わせて、本体に差し込みます。
細かい作業でしたが、自分1人でがんばって取り組むみなさん。
パーツがしっかりはまった時は、「よしっ!」「できた!」と喜びに満ちていました。
内装の部分にハンドルをつけ、最後にタイヤを組み合わせます。
だんだん完成に近づいてきましたね。
難しいところは先生が丁寧に教えてくれて、「すごいね!」「よくできてるね!」と沢山褒めてくれました。
完成です!!
このままでもとても素敵ですが、今回は自由に色塗りをしたり、シールでデコレーションをして、世界に一つのオリジナルハスラーを作ります。
色とりどりでかわいいハスラーや、「青島×ま・あ・る」のコラボハスラーを作る方もいました。
みなさん時間ギリギリまで、夢中でものづくりを楽しんでいました。
素敵なオリジナルハスラーができました。
菅野先生から「是非これからも、いろいろなプラモデルに挑戦して、手を使ってものづくりをして楽しんでくださいね。」とお話がありました。
菅野先生、ありがとうございました。
またの開催をお楽しみに。