プログラムレポート
海のお仕事体験プロジェクト 2回目(全3回)の様子(2025年8月16日開催)
公開日:2025年08月16日
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プロジェクト
8月2日から、海のお仕事体験プロジェクトがスタートしました。
主催は、 一般社団法人地域みらい創造センター、企画協力・助成は、 日本財団 海と日本プロジェクト、協力企業・団体は、 アクトインディ株式会社様、清水魚株式会社様、フジ物産株式会社様、静岡県清水港管理局企画整備課です。
こちらのプロジェクトは、清水港の様々なお仕事を体験することで、仕事の魅力ややりがいを感じてもらうことを目的にしています。
メンバーは9名で、全3回の活動をみんなで協力しながら楽しみます。
▼前回の様子はこちらをご覧ください。
8月16日は、静岡県清水港管理局 企画整備課様にご協力いただき、清水港の巡視体験を行いました。
教えてくださるのは、芦澤先生と斎藤先生です。
はじめに、芦澤先生より清水港管理局のお仕事内容についてお話ししていただきました。
主なお仕事内容は、清水港の管理や運営です。
芦澤先生が所属している、企画整備課は清水港を多くの方に利用していただけるような取り組みや広報活動、客船の誘致、港湾計画を行っています。
昨年、清水港に寄港したクルーズ船の数は87隻でした。
そのうち、外航船は81隻と非常に多いことに驚きましたね。
また、クルーズ船以外にもコンテナ船や穀物船などの輸送船や運搬船を含めると、一年間でなんと7,284隻もの船が清水港に来るのだそうです。
日本が海外へ輸出しているもののトップは自動車部品で、日本が海外から輸入しているもののトップが液化天然ガスです。
清水港の場合、輸出品の上位は、電気冷蔵庫、オートバイ、プラモデルです。日本有数の「ものづくり県」である静岡ならではですね。
ここからは、巡視船に乗って清水港をパトロールするために必要な情報を学びます。
今回は特別に、「日の出ふ頭」「袖師第一ふ頭」「新興津ふ頭」をまわります。
海上マップを見ながら、進む航路をみんなで確認します。
3人1組で活動をします。
地図をチェックする人、船名や隻数を確認する人、巡視報告書に記入する人と、役割を決めながら巡視パトロールへ向かいます。
齋藤先生からライフジャケットの着用方法を教えてもらいました。安全第一で行います。
船長から乗船中のルールも教わりました。
準備が整ったところで、巡視船に乗ってお仕事スタートです。
この日は、クルーズ船が2隻も停泊しており、海からじっくりと観ることができました。
「すっごい迫力!」「かっこいい!」「乗ってみた~い!」プロジェクトメンバーも豪華客船の迫力に興奮していましたよ。
パトロールのお仕事は、芦澤先生や斎藤先生に教えていただきながら正確に行います。
航路を確認しながら約40分間ほどみんなでお仕事を行いました。
下船後は、みんなが作った巡視報告書を芦澤先生に確認していただきます。
最後に芦澤先生の確認印をいただいてお仕事完了です。
皆さん、お疲れ様でした!
次回の活動は8月23日で、場所は『ま・あ・る』です。
競り体験と巡視体験を振り返りながら、多くの方々に清水港の魅力を知っていただけるような活動をします。
次回の活動もおたのしみに。