プログラムレポート
ペンタブレットでデジタルイラストを描こう 講座の様子 (2025年8月16日開催)
公開日:2025年08月18日
-
しごと・ものづくり講座
8月16日はゲームクリエイターの岩本三四郎先生のご協力で、「ペンタブレットでデジタルイラストを描こう」講座を開催しました。
この講座は小学6年生から高校生までの高学年向け講座です。
イラストを描くのが好きな方、普段からパソコンで絵を描いている方、イラスト初心者の方まで毎回大人気の講座です。
今回の講座の目標は、イラストの下書き、ペン入れ、色塗りの技術を学びながら仕上げます。
まずはペンタブレットの操作に慣れる練習をします。
紙に描くのとは全く異なるので、感覚をつかむまでに苦労しました。
キーボードやマウスを使って、イラストを拡大縮小したり、作業を一つ戻ったり消したりと使いこなすことで作業効率が早くなります。
お家から持参したイラストを模写しながら、さっそくデジタルイラストに挑戦します!
まずはできるだけ薄い色で下書きを描きます。
下書きの後、濃い色でペン入れをするときに下書きとペン入れの区別がつきやすく、楽に描くことができるそうです。
まずは全体のバランスを見るために、顔のサイズ、うでの長さなど全体のバランスを考えながら描きます。
その後、目などの細かいパーツを拡大して描き進めることがポイントと教えていただきました。
下書きが完成したらペン入れをします。
できるだけイラストを拡大した状態で線を描いていくと、ガタガタせず滑らかな線を描くことができます。
下書きとペン入れが進んだところで、お昼休憩をします。
午後は、デジタルイラストならではの色塗りの手法を学びます。
レイヤー機能を使って、1枚ずつ色を分けながら1枚の絵を描き積み重ねていくことができます。
選択範囲を指定することで、線からはみ出さないで塗ることができます。
目など、グラデーションを使う機能も教えていただきました。
デジタルイラストで重要なポイントがもう一つ。
色の透明度を分けることで、立体的な絵になるそうです。
ファイアアルパカには色々な種類の筆記用具が用意されているので、紙に描くときよりも幅広い表現ができます。
ファイアアルパカで基本操作を学んでいれば、プロが使うペイントソフトに移行する時にはスムーズに移行することができます。
4時間の長い講座でしたが、みなさん時間ギリギリまで好きなことに夢中になっていました。
今回作った作品をお家でも楽しめるようにUSBにデータを保存して持ち帰っていただきました。
最後に先生から「これからの時代は、パソコンで絵を描くことが主流になってくるので、たくさん練習して描き続けてほしいです。」とお話がありました。
これからもデジタルイラストに挑戦して、イラストの制作を楽しんでくださいね。
三四郎先生、ありがとうございました。
またの開催をお楽しみに。