プログラムレポート
IAI富士宮工場とファーム見学ツアー 館外講座の様子(2025年8月8日開催)
公開日:2025年08月18日
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しごと・ものづくり講座
8月8日は、株式会社アイエイアイ様にご協力いただき、富士宮工場見学とビオトーブ体験を行いました。
はじめに、広報課の久能先生より、会社概要と富士宮工場についてお話ししていただきました。
アイエイアイは、産業用ロボットを製造していて、国内はもちろん、世界で販売しています。
産業用ロボットについて富士宮工場長が詳しく説明してくださいました。
産業用ロボットは、工場などで作業を行う機械装置のことです。
プログラムによって自動制御され、様々な作業を自動化し、生産性の向上や品質の安定化を図ることが出来ます。
「みんなが産業用ロボットを実際に目にする機会はあまり無いと思うけど、自動車やスマートフォン、電気製品などは産業用ロボットの活躍で製品化されているんだよ」と教えていただきました。
お客様(企業オーダー)の要望に応えるべく、あらゆる産業用ロボットを開発していることが分かりました。
産業用ロボットは、今後ますます多様な分野で活用されていくことが期待されているのですね。
午前中は、ビオトーブ体験を行います。
とても素敵なところですね。
こちらでは、環境学習指導員もされている加茂先生に、環境に関することやここで生息している生き物についてお話ししていただきました。
「ここにはたくさんの蛍が生息しているのだけど、みんなは蛍が幼虫の時と成虫の時に何を食べているか知っているかな?」加茂先生からみんなに質問です。
「たしか、成虫になると水しか飲まないんだよね?」数名の子供達が答えてくれました。
「正解です!幼虫の頃はカワニナやタニシを食べるのだけれど、成虫になると水しか飲まないのと、2週間しか生きることが出来ないんだよ。」と答えてくださいました。
エコファーム部で管理しているこちらでは、蛍の餌となるカワニナやタニシが豊富に生息していることで、たくさんの蛍が集まってきます。
エコファーム部の取り組みとして、自然を管理し守るほかに、化学合成農薬や化学合成肥料を使用しない農法の開発と普及を行っています。
佐野先生と赤地先生が、エコファーム部で育てている美味しいトマトを紹介してくださいました。
なんと、トマトの肥料には、魚が使われています。
この有機肥料には、魚のタンパク質や骨の成分が多く含まれているため、トマトのうま味を向上させる効果があるとのことです。
早速、美味しいトマトを試食させていただきました。
「すごく甘い!」「とっても美味しい!」「このトマトなら食べられる!」子ども達も大喜びです。
昼食後は、工場見学とミニロボを使ったプログラミング体験&ラジコン操作体験をしました。
まず、白衣とキャップを着用し工場に向かいます。
エアーシャワーをしてから工場内に入ります。
※工場内では写真撮影が禁止のため、写真はありません。
部品の加工や組み立ての工程を近くで見学させていただきました。
また、製品の間違い探しクイズも行っていただき、非常に盛り上がりました。
最後は、ミニロボを使ったプログラミング体験とラジコン操作体験です。
プログラミングとラジコン体験では、仲間と協力しながらミッションをクリアしていきます。
楽しみながら、無事にミッションをクリアすることが出来ましたよ!
一日を通して、アイエイアイのお仕事や魅力をたっぷりと学ぶことが出来ましたね。
とても貴重な体験ばかりでした。
アイエイアイの皆様、富士宮工場のスタッフの皆様、本当にありがとうございました。次回の開催もおたのしみに!