プログラムレポート
図面から模型を作ろう!講座の様子(2025年8月7日開催)
公開日:2025年08月09日
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しごと・ものづくり講座
8月7日は、MASの川﨑蒼士先生にご協力いただき、「図面から模型を作ろう!」講座を開催しました。
※MAS(ま・あ・るアシスタントスタッフ)とは、こども店長OB・OGである18歳以上のアシスタントスタッフのことです。
現在は日本大学工学部大学院建築学科に通い、将来建築士を目指しています。
今回は、先生が設計した図面をもとに模型作りに挑戦します。
前半は、建築、構造のお話です。
図面には平面図、立面図、断面図があります。
家を建てる時には様々な角度からとらえることが重要なんですね。
扉もたくさんの種類があります。
開き戸、引き戸、、掃き出し窓、胸の高さにある腰窓、アトリエの窓と同じはめ殺し窓など、多様にあることを教えていただきました。
学んだことをもとに図面を見ると、この模型の窓がどんな窓、扉なのかが分かりますね。
後半はいよいよ模型作りです。
あらかじめ用意してくださった東西南北の立面図と床面の平面図をカッターで切ります。
カッターは鋭角の30度というものを使うことで、切れ味がよく角の部分がしっかりと切れます。
全ての図面を切ることが出来たら、スチレンボードに切った図面を貼り、ステンレスの直角定規を使って同じ形に切ります。
スチレンボードを切る作業が、今回の一番大変な工程です。
定規を使ってまっすぐに切ることで、ゆがみがない模型を作ることができます。
分からないところは先生が丁寧に教えてくださいます。
全てのパーツを上手に切ることができました。
時間がある方は、スチレンボードを使って小さな玄関の階段や、いすなどを作りました。
立面図とスチレンボードをのりで貼り合わせて、いよいよ最終組み立てです。
屋根をつけたら完成です!
最後に先生から、この家の間取りについて説明をしてもらいました。
図面を見ると、部屋の数、洗面脱衣所、居間、子供部屋などの用途、この家の家族構成や間取りが分かります。
続きはお家で、みなさんの理想の家を作ってみてくださいね。
蒼士先生、ありがとうございました。
またの開催をお楽しみに。