プログラムレポート
マンガ模写に挑戦! 講座の様子(2025年7月26日開催)
公開日:2025年07月31日
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しごと・ものづくり講座
7月26日は、ゲームクリエイターの岩本三四郎先生にご協力いただき、「マンガ模写に挑戦!」の講座を開催しました。
プロの漫画家が使っている「Gペン」「スクリーントーン」を使って好きなマンガを模写します。
デジタルでイラストを描く方も非常に多いですが、アナログの描き方をマスターすることでさらなるレベルアップを目指します。
はじめに、下書きからです。
三四郎先生より模写をする際のコツやポイントを教えてもらいました。
「全体のバランスどりをすることが大切で、キャラクターの輪郭や目、鼻の位置を確認しながらざっくりと描いてみましょう。全体が描けてから、パーツごと細かく丁寧に描いていくのが理想的です。」そのため、シャープペンを使うより鉛筆を使って描いた方がバランスがとりやすく、ケント紙に跡がつかないことも教えてくれました。
皆さん、集中して模写します。
ペンの運びも非常にスムーズですね。
下描きが完成したらペン入れをします。
「Gペン」を使っていきます。
Gペンは、筆圧を調整することで違う太さの線を連続して描くことができます。
Gペンに慣れるために、何度も練習します。
慣れてきたら、ペン入れをします。
「むずかしい」「だんだんと理想的な線が描けるようになってきた」皆さん、真剣に取り組みます。
完了したら筆ペンを用いて「ベタ塗り」をします。
筆ペンで線の強弱を強調することで抑揚のある魅力的な絵に仕上げることができますね。
最後に、スクリーントーンを用いて濃淡を表現します。
スクリーントーンの使い方も丁寧に教えていただきました。
スクリーントーンを絵の上に置いて、貼る形より少し大きめに切り出します。
スクリーントーンを切り出したら台紙からはがして絵に貼りつけ、線をなぞるように切っていきます。
立体感のある作品が完成しました。
はじめて「Gペン」や「スクリーントーン」を使用した方もいましたが、とても上手に使うことが出来ました。
絵を描く上で上達する方法は、「今回描いたイラストを何も見ないで描いてみましょう。そして何度も何度も描いていくと上達しますよ」と教えてくれました。
三四郎先生、ありがとうございました。