プログラムレポート
はごろもフーズ工場見学 館外講座の様子(2025年7月25日開催)
公開日:2025年08月19日
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しごと・ものづくり講座
7月25日は、はごろもフーズ株式会社様にご協力いただき、「はごろもフーズの工場見学」を開催しました。
今回は、シーチキンアカデミーの生徒になって親子で一緒にシーチキンついて学ぶ特別な機会です。
※シーチキンアカデミーは学校単位の見学受け入れを基本としています。
夏目先生、鈴木先生、武藤先生が“はごろもフーズ新清水プラント工場”と“シーチキンの由来について”教えてくださいます。
「シーチキンが好きな人?」の質問には、参加者全員が手を挙げてくれました。
普段シーチキンをどんな料理で食べているか、参加者に質問してみました。
サラダ、キュウリと和える、サンドイッチ、切り干し大根に入れるなど、沢山の美味し食べ方を答えてくれましたよ。
夏目先生から「シーチキンは栄養もあるので、たくさん食べて好きになってくれたら嬉しいです」とお話がありました。
鈴木先生と武藤先生からは、はごろもフーズ工場設立のお話がありました。
2020年に4階建ての最新鋭の機械を導入した“新清水プラント”を設立し、自然災害から機械を守るため上部階に工場を設置したそうです。
シーチキンの名前の由来は、マグロやカツオ、最近ではぶりを加工していますが、ツナの特徴が鶏肉に似ていることから“海の鶏肉”=“シーチキン”という名前が付いたそうです。
この名前は商品登録されており、はごろもフーズ唯一の名称です。
大画面でシーチキンの由来、シーチキンの製造工程や品質に関することを見て学びました。
みなさんとても真剣にメモをとっていました。
次は、いよいよシーチキンの工場見学です。
「レッツシーチキン!!」の掛け声で扉が開くと、3階に広がる工場が見渡せて、みなさんからも歓声が上がりました。
※工場内は写真撮影が禁止されている為、工場内の写真はありません。
工場には大きな機械がたくさんあり、検査、計量、調理、配送までの工程を行っていました。
「缶詰がすごいスピードで流れていくよ!」「機械だけじゃなくて、人の手でも調節しているね」とみなさん驚いている様子でした。
ここで先生方からクイズです!
- 缶詰の賞味期限は?
「1年?」「5年?」
正解は3年です。
長期保存の仕組みは、脱気、密封、殺菌をしているからだそうです。
非常食にも最適ですね。
- 殺菌専用のバスケットの中にはいくつのシーチキン缶が入るでしょうか?
正解は「4500個」です。
大きな殺菌窯で、全自動殺菌を70分間行い、冷却をした後、窯のふたが開きます。
ちょうどふたが開いたところを見学でき、みなさん大興奮でした。
- シーチキンは年間どのくらい購入されているでしょうか?
- 300万個
- 3000万個
- 3億個
正解は、3億個です。一人あたり3個ほど食している計算になります。
はごろもフーズの缶詰が大変人気があることが分かりますね。
体験コーナーでは“エアシャワー”と“缶詰の重さ当てクイズ”の体験をしました。
専用の服に着替えて、エアシャワーを15秒間行い、小さなゴミやホコリを吹き飛ばします。
徹底的に清潔にしてから工場内に入っているのが分かりましたね。
次の体験コーナーではA・B・Cの缶詰の中から、正規品の70gと同じ重さの缶詰を比べてみました。
「どれかな?」「むずかしいな」
1つずつ重量検査機に通して、重さを確認してみました。
次に、X線透過検査機で缶詰めの中に異物が混入していないかを調べました。
1ミリ以下の人間の目に見えないくらい小さいな異物も、機械を通すと感知し、最終段階でも細心のチェックを欠かしません。
こうして、安心して私たち消費者のもとに運ばれてきているんですね。
教室に戻り、最後に卒業検定のテストです。
「はごろもフーズが大切にしていることなんでしょうか?」
正解は「安心」「安全」「おいしさ」です。
みなさん、大正解です!
最後に、鈴木先生から一人ひとりに“シーチキンアカデミーの卒業証書”が授与されました。
みなさん立派な“シーチキン博士”になれましたね。
お土産もいただきました。
お楽しみのガチャガチャに挑戦!
「なにがでるかな?」「楽しみ♪」
可愛いマスキングテープは、ここでしか手に入りませんよ。
これからスーパーなどでシーチキンを手に取ることがあれば、今回の工場見学のことを思い出し、ぜひ印字も確認してみてくださいね。
貴重な体験をありがとうございました。
「シーチキン大好きー」
またの開催をお楽しみに。