プログラムレポート
夏野菜でピザ作り 講座の様子(2025年7月12日開催)
公開日:2025年07月14日
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しごと・ものづくり講座
7月12日は、株式会社杏林堂薬局管理栄養士の池ヶ谷幸希先生、酒井みなみ先生、市川結万先生、反町優奈先生のご協力で「夏野菜でピザ作り」講座を開催しました。
夏野菜は、夏バテ予防に最適です!
まずは食材の確認です。
今回使う夏野菜は、トマト、ナス、トウモロコシ、枝豆、オクラ、ピーマンです。
「全部好きな野菜だよ!」「ナスが苦手なんだ」という参加者もいましたが、先生方においしく食べられる作り方を教えていただきましょう。
ヤングコーンとピーマンは包丁を使って切っていきます。
始めに先生から、包丁の正しい使い方と注意点を聞き、先生のお手本をよく見ました。
包丁を使うときには、“ネコの手にすること”、“ゆっくり焦らず切ること”に注意をして、慎重に切りましょう。
「ちょっとドキドキするな」という参加者も、先生方がサポートしてくれて、上手に切ることができました。
ピーマンは形が不安定ですが、コロコロと動かしていると“点”という安定する場所があります。
上手に切れましたね!
食材を盛り付けていきましょう。
今回は薄切りにしたナスをピザの生地に使った、食べ応え抜群の夏野菜ピザです。
野菜を順に乗せていきます。
マヨネーズで味付け、最後にチーズをトッピングします。
オーブンで20分間焼きます。
焼いている時間に、食事のプロフェッショナルである管理栄養士の先生から“野菜の旬”について学びます。
暑い夏を乗り切るためには、“しっかりとした食生活”、“睡眠”、 “運動”の3つが大事なポイントです。
夏は、アイスやジュースなど冷たいものを食してしまいがちですが、それだけでは栄養が偏ってしまいます。
夏バテ予防には、トマトやナス、ピーマンやトウモロコシといった旬の夏野菜が効果的だそうです。
カリウム、ポリフェノール、ビタミンなどの栄養素がたくさん含まれていて、疲れを取り除いてくれたり、体の調子を整えてくれる効果があります。
また、旬の野菜はその時期に1番美味しく食べることができ、スーパーなどでもたくさん出回り安く買えることも特徴です。
野菜が苦手という方も多いのではないでしょうか。
子どもの舌は、大人の舌に比べて、3倍も味覚を感知しやすいそうです。
子どもの時には食べられない野菜も、大きくなったら食べられるようになるかもしれませんね。
料理のポイントは、加熱をしたり、切り方を変える、水にさらすことで、えぐみや酸っぱさが減り、食べやすくなる野菜もあります。
ここで、夏野菜クイズです!
第一問、ナスの花はどれでしょうか。
正解は①の、紫色の花です。
ナスのヘタはトゲトゲしています。
第二問、夏野菜の特徴は何でしょうか。
- 水分がたくさん入っている
- 体があたたまる
- 栄養が少ない
正解は、水分がたくさん入っているでした。
だから、暑い夏には水分補給にもなる夏野菜が最適なんですね。
次に、さっぱりジュレサラダを作ります。
オリーブオイル、塩、レモン汁を入れたカップに、トマト、枝豆、オクラ、ヤングコーンを入れて混ぜます。
最後に、冷やし固めたコンソメ味のジュレをドレッシングの代わりに入れて、完成です!
さっぱりしていておいしそうですね。
ピザもこんがり焼きあがり、「おいしそう~」と歓声が上がりました。
箱に入れて持ち帰ります。
最後に使った道具を、みなさんで協力して洗いました。
「是非みなさんも旬の野菜を取り入れ、バランスのいい食生活を心掛けて、暑い夏を乗り越えましょう!」と先生からお話がありました。
先生方、ありがとうございました。
次回開催もお楽しみに。