プログラムレポート
瓦職人のおしごと プロからまなぶとくべつなおしごとの様子(2025年3月31日開催)
公開日:2025年04月03日
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しごと・ものづくり講座
3月31日に長澤瓦商店株式会社の長澤歩夢先生と長澤玲奈先生にご協力いただき、「瓦職人のおしご」」を開催しました。
最初は歩先生から、瓦についてと、瓦ぶき職人のしごとについて学びました。瓦の歴史や瓦を設置する瓦ぶき職人のお仕事・仕事をする上で大切にしていることなどを教えていただきました。瓦は1400年前に日本に伝わったそうで、随分昔から瓦が利用されていることがわかりました。
瓦は形を作ったあと、粘土を1100度で40時間も焼いて作られているそうです!高温なので、焼いているときは炎が白く見えるそうです。
昔の家は頑丈ではなかったので、地震のときに瓦の重さで家が押しつぶされてしまわないようにわざと下に落ちるように屋根に置くだけにしていたそうですが、現在は1つ1つビスでしっかり固定しているので地震のときに一気に落ちるということはないそうです。瓦を使った家は夏は涼しく、冬は断熱性に優れているので、日本の高温多湿の気候にも適した屋根材であることも教えていただきました。
後半は瓦をつくるほうの職人の玲奈先生が「型押し体験」を通して職人の技や仕事について教えてくれました。
最初に先生が作り方を実演してくれました。
粘土を板の上で転がして滑らかにし、先生が手作りした石膏の型に専用の粘土を詰めていきます。
先生がやるととても簡単そうに見えましたが、粘土を押し込む際に力がいるので、参加者は力いっぱい押し込まなくてはいけませんでした。みなさん力いっぱい押し込みます。
押し込んだ粘土を型から出すときは、余った粘土を丸めて型にくっつけて出していくのですが、力が弱いとくっつかず出てきませんでした。
型からでてくるまで何度も挑戦していました。やっと取り出せたときは嬉しかったですね。
型から出すととてもきれいに模様や絵柄がついていました。今回はの体験はここまでですが、これを窯で高温で焼くと、瓦のような色と強度になるそうです。
たくさんの作品が仕上がりました。
最後に時間の余った回は、現場で使っている道具の紹介もしていただきました。
職人の方から直接お話を聞き、職人の体験もでき貴重な体験となりました。
参加してくれたみなさん、ありがとうございました!